連載

まちだより


tokyo

まちだより バックナンバー
まちだより
 

 

INDEX

2026年  1月  2月

  


2026年

☞ 映像画面にカーソルをおきスピーカーマークをクリックするとBGMが流れます。

 

 

 

親の呼び方

 

 この新年に色々なショッピングモールに出かけたのですが、親子連れを見ていると、実に面白いことがありました。どのファミリーも、子どもの親や祖父母への呼び方が種々様々で楽しいのです。
 親には「パパ、ママ」や「お母さん、お父さん」、祖父母には「ジジ、ババ」が一般的に聞こえました。全く日本人らしいのに「ダディ、マミィ」も例外的にありましたが、主語抜きの「あのね~」から始まる子もいました。
 自分はどうだったかと思い出すと、生まれてから親を看取るまで、「パパ、ママ」はずっと変わらなかったと思います。でも、兄などは、小学生の頃は「ママ」→高校になると「おっかさん」、人前では「おふくろ」と目まぐるしく変わっていきました。父には、物心が付いてからは、ずっと「おやじ」だったのに・・・。やはり、男の子は、母親に対して年代的に想いが変化していくのでしょうか。「おふくろ」という言葉は、「親が子を大切に抱きしめる懐(ふところ)から来た言葉で、世界で一番安心できる場所」という説があるそうです。

 はて、自分の息子のことを思い返すと、これが兄どころではなく、もっと母への呼称は変遷を遂げています。 
 「ママ」からの出発点は同じでも、中学(男子校)時代はテレからくるのか「かあちゃん」、高校(やはり男子校)になると距離を置きたいのか「アンタ」。うちに来る同級生たちからは、「かおりこ母さん」とフレンドリーに呼ばれていたので、彼が人前で何と言っていたのかはいまだに不明です。それが、父親となった現在、私のことを人目もはばからずに「バアサン」と呼びます。ナイキやアディダスのTシャツを着て、見た目が若い(と思っている)私のどこが婆さんなのかと理解できず、孫がマネして「バアサ~ン」と呼び始めたら悲しすぎます!こっそり、「かおちゃん婆(ばあ)」と呼びなさいと2歳の孫に教えていたら、これが息子夫婦に見つかってしまい、「子どもが言いにくいのでやめてください」と速攻却下されてしまいました。
 息子に「お母様」と呼ばせる厳しい教育を施していれば、今頃「母上」と呼ばれる人生だったかもと振り返っております・・・。

映像:坂口行雄
文:町田香子

 

いいね!ボタン

 

 


 
☞ 映像画面にカーソルをおきスピーカーマークをクリックするとBGMが流れます。

 

 

 

新年の目標!

 

 明けましておめでとうございます。

 新しい年を迎えて、皆様は今年の目標をすでに決められたでしょうか。
 私はと申しますと去年決めた目標もすっかり忘れていましたが、今年こそは持続可能な目標にしようと決心しました。
 メモ魔である自分が、去年1年間の気になる言葉を書き留めた手帳を参考に読み返してみると、あるはあるは、膨大な覚え書きが!例えば、日野原重明氏の「人は自分の不幸には敏感だが、今の幸せを忘れている」は、たまた吉本興業元会長の「教える事は2度学ぶ事」等々。自分なりにも、心に残る金言をメモってるなあと感心しました。
 しかしジャンルを問わず、その書き散らかした文を読み返すのに夢中になり、目標決めはどこか遠くへ飛んでいました。

 ドラえもんに出てくるジャイアンの言葉「お前の物はオレの物、オレの物はオレの物」に笑い、西原理恵子氏の「オバサン=ウエストの無い人生は楽しい」に共感、地方あるある話の「京都人は京都嫌いの人が好きだし、鴨川には恋人が等間隔で並んで座る法則あり」には現地に行きたくなり、有名な思想家の「武道とは与えられた状況に最適化するということだ。それは合気道にはどんな入れ歯もすぐ口に合うのと同じだ」には、意味がわからずじまい。
 翌日も目標が定まらずユラユラ読み続けていたところ、「アッ」と、ときめく一言フレーズを見つけました。パリ市の標語「たゆたえども沈まず」です。波に翻弄されても決して沈まないという意味だそうですが、今年の目標というよりもこの1年、たとえストレスに流されても沈むことなくゆっくりと、今を大切に過ごしていきたいなと思いました。このスタンスで「まちだより」を続けていきたいです。 

 どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

映像:坂口行雄
文:町田香子

 

いいね!ボタン