k-unetの活動

マンスリーレター

 

 

  2023年 

 

総索引  

2023年 INDEX

   1月(No.147)    2月(No.148)    No.148へのメッセージ    3月(No.149)    4月(No.150)    5月(No.151)    No.151へのメッセージ    6月(No.152)    7月(No.153)    8月(No.154)    9月(No.155)   10月(No.156)    No.156へのメッセージ    11月(No.157)    12月(No.158)    No.158へのメッセージ
 

 

 

 

No.158 2023年12月25日
今月のお知らせ

 

会員の状況
新 入 会 員 : 0名
退 会 会 員 : 1名
ご逝去会員 : 1名

12月25日現在の k-unet 会員数は374名です。

活動状況
(1) 2023年度PCアートコンテスト
 応募作品(49作品)展示
 投票実施中 12月1日~12月31日
(2) 2023年度第5回運営委員会(新宿区四谷地域センター)
2023年12月8日(金)14:00~
(3) 2023年度第3回パソコン研修会(Zoomによるリモート研修)
 2023年12月14日(木) 14:00~16:00

 

予定
(1) 2023年度PCアートコンテスト
 2023年12月31日(日)投票締め切り
 2024年1月にホームページにて結果発表
(2) 2023年度第6回運営委員会
 2024年2月16日(金)13:00~
(3) 2023年度第4回パソコン研修会
 2024年2月16日(金)

 

k-unetサイトの新情報
(1) 連載コーナー
・まちだより(町田香子さん)
 12月(1)  忘年会の季節となりました!
 12月(2) 1年の終わりに
・2023年度第1回デジカメ写真撮影講習会の模様
・新四季雑感(樫村慶一さん)
No.19(12月号)  耐震構造とは絶対か? 予報、予測はなぜできるのか?
(2) イベント模様
・第1回k-unet デジカメ写真撮影講習会の模様
(3) 同期会の模様
・53の会の模様
(4) 会員の投稿
・クリスマスの動画(樫村慶一さんの投稿)

 

今月のコラム

 

担当:  小島 敏郎 

☆ 山高きがゆえに尊からず ☆

 皆さんは「日本百低山」をご存知でしょうか。「日本百名山」は知っているけど、「日本百低山」なんか知らないよという方が多いのではないかと思います。かく言う私も「にっぽん百低山」というNHKの番組を見るまでは知りませんでした。
 深田久弥「日本百名山」(新潮社、1964年)は、多くの山を踏破した著者が、山の品格、山の歴史、個性のある山を基準として選定したもので、百座のうち登った山の数か増えていくのを楽しみにしている登山者は数多くいます。私も北アルプス、中央アルプス、南アルプスその他を縦走し、「日本百名山」の4分の1の20数座に登っています(ただし冬山は登ってません)。
 私にとって本格的な山登りは、学生時代に体育のシーズン実技で渋々選択したワンダーフォーゲル(人気だったスキーは倍率が高く抽選漏れ)で新潟県の妙高山に登り、その帰りに山好きの男と槍ヶ岳に登ったことが始まりです。その時は、上高地の風景、3千メートルを超える槍ヶ岳からの眺望、槍ヶ岳山荘で公衆電話がかけられたことなどに感激したことを思い出します。現在、携帯電話が利用可能な登山道とスポットは拡大しており(各社Webサイトから確認可能)、Starlinkを活用した「山小屋Wi-Fi」の提供も開始されています。
 NHKの番組「にっぽん百低山」では、酒場詩人の吉田類さんが地域の人々の生活と密着している全国の低山を訪ね、山ごとに異なる自然の美しさや、山頂からの絶景などを紹介し、下山後に地元の料理を楽しみ、俳句を一句詠んで締めるという構成になっています。その意味で通常の名山とはひと味違った山登りの魅力を紹介しています。
 世界では8千メートル峰は14座あり、日本で3千メートル峰は21ありますが、これらはとても登れそうもありませんので、地元の高尾山(標高599m)その他の日本百低山に登ってみたいと思っています(小林泰彦「日本百低山」(文春文庫)を参考に)。そのためにも、A.R.E.:目標(Aim)を持って、山を敬い(Respect)、パワーアップ(Empower)することを心掛けるつもりです。


あとがき

 PCアートコンテストの作品の投票締切り(12月31日)が近づいています。会員の皆様からの投票をお待ちしています。
 さて、2023年を振り返ってみますと、5月に新型コロナウイルスが5類感染症に移行し、行動制限の緩和とともに、社会・経済活動が活性化しました。k-unet年次総会も久しぶりに対面で開催され、侍ジャパンのWBC制覇、広島G7サミット開催等、明るい兆しが感じられる前半でした。その一方で、記録的猛暑と相次ぐ値上げにうんざりし、社会的規範・ルールを守らない遺憾千万な企業と人達に腹立たしく思う後半でした。
 新しい年2024年が、ロシアのウクライナ侵攻とイスラエルとハマスの衝突が終わり、明るい平和な年になることを切に願っています。

マンスリーレター次号は 近藤 茂雄 運営委員が担当します。

  以 上

 

 

 

 

 

マンスリーレター へのメッセージ

  

川角靖彦さんからのメッセージ

小島敏郎さん:面白い記事ありがとうございます。私は高尾山の麓に住んでおります。遠藤静夫さん、三好幸雄さんが同じ団地です。高尾山登山をどうぞ試みてください。私はチョボチョボ歩きでお付き合いできませんが。

かなり混雑していますよ。

川角拝
2023/12/25


 

 

 

 

 

 

No.157 2023年11月25日
今月のお知らせ

 

会員の状況
新 入 会 員 : 1名(小西和憲さん)
退 会 会 員 : なし
ご逝去会員 : 2名

11月25日現在の k-unet 会員数は376名です。

活動状況
(1) 11月11日(土)第1回デジカメ撮影講習会(渋沢栄一記念館見学と飛鳥山公園散策)
(2) 11月26日(日)2023年度パソコンアートコンテスト応募締め切り直前

 

予定
(1) 12月8日2023年度第5回運営委員会 新宿区四谷地域センター
(2) 2023年度パソコンアートコンテスト投票 12/1から12/31
(3) 12月14日 2023年度第3回パソコン研修会(リモート開催)

 

k-unetサイトの新情報
(1) 連載コーナー
・まちだより(町田香子さん、写真:樫村慶一さん、アニメ:坂口行雄さん)
 11月(1) 秋の利き酒大会参加!
        (2) PCアートコンテスト 締め切り迫る!
・新四季雑感 No.19(11月号)(樫村慶一さん)
・美術散歩 第29回(11月号)(島崎陽子さん)
・坂口行雄の歌謡アニメ第8号(11月号)ブランデーグラス(坂口行雄さん)

 

今月のコラム

 

担当:  京極 雅夫 

☆ Bluetooth のヘッドホンって使いにくい? ☆

3年ほど前にBluetooth式のヘッドホンを初めて買いました。自宅の環境は、音源の殆どはPCに保存してあり、それ以外にはスマホに挿入するMicroSDカード。このヘッドホンは有線ケーブルでも使えるので、通常はPCの音楽をケーブル接続で聞いています。
Bluetooth接続は、PCにそのヘッドホンIDを登録しておき、ヘッドホンの電源をOnにしてPCで音楽を再生すればよい。
しかし、スマホの音楽を聞きたいので接続替えしようとしたが、接続できない。ヘッドホン側でスイッチ等を探したが見つからない。(付属の取扱説明書は簡単すぎて応用設定などの説明がない。)
さては、と思い、PC側でBluetooth接続を断にしたらスマホと繋がるようになったが、どうも不便です。元々の設計が1対1の接続を想定しているのでしょう。手元のヘッドホン側で切り替えられるとずっと使い勝手がよくなる筈です。
近年、これを改善できる「マルチポイント接続」のヘッドホンやイヤホンが出ました。これは、ある量販店の店員によると、このタイプは常に2箇所(まで?)接続している、つまり2箇所の音源(機器)と常に繋がっている。一方のみの音源をOnにしてくださいと注意された。混信するのでしょうね。
Bluetooth接続は煩わしいコードがないので楽に動き回れることが一番の利点。ハイレゾ音源には有線接続に軍配が上がるとのこと。小生は聴力が劣化しているので区別はつきそうにありません。

もう一点、骨伝導や軟骨伝導式のヘッドフォン・イヤホンがあります。耳穴にイヤホンを挿入するのではなく、耳の後側や前側に密着させ頭蓋骨に振動を伝える「骨振動」型で、これは騒音の中でも直接三半規管に届くとのこと。最近は更に「軟骨振動」なる方式ができ、これは鼓膜へ伝わるとのことです。音質は音楽を聞く上で問題にはならないレベルとのことで、小生が、ある量販店で実際に試聴したが(自分の耳には)音質は良好と感じました。
これは、スポーツで、例えば公道でランニングをしている際に周りの交通音等も聞こえるようにして安全を確保するためです。流行っているノイズキャンセリング機能と全く逆の発想です。

最近の新聞記事(11/20の朝日新聞社会面)で見たのですが、イヤホンをつけて自転車に乗っていると警察官に止められることがあるとのこと。外の音が聞こえにくい状態は危険で交通違反となるのだが、外音を拾えるイヤホンならば違反のレッドカードでなくて、「注意して乗るように」とのイエローカードが渡されるとのこと。これは千葉県警の例で、警視庁でも取り入れるとの記事です。

外音が聞こえるイヤホンには、骨伝導式、外音取り込み式、オープンイヤー式があります。
大昔、電話器で受話器を耳の後ろに当てて骨伝導で伝えるモデルがあり、トライしてみたが、声が変わって聞こえ、感覚的には低音部が切れていて元の音声とはかなり異なっていました。難聴のひどかった親は声を認識できない(聞き取れない)との反応でした。

ヘッドホンで、耳に掛かるパッド(クッション部)は数年でボロボロになって、使いたくなくなりませんか。パッドに被せる布の袋(のようなカバー)を使うと快適になります。ヘッドホンサイズに合わせて選ぶと良いです。既にお使いの方もおられると思いますが、小生は、4年ほど前に購入して古いヘッドホンに被せて今も快適に使用しています。

Bluetoothと言えば、無線マウスは所持していますが、カーソルの速度がノートパソコンのタッチパッドでの動きと異なるので違和感があり、通常は使用していません。設定が不完全なのでしょう。

Bluetoothはバージョンがどんどん更新されているので、古いバージョンではうまく接続できない場合もあるようです。なるべく新しいバージョンのものを使うのがよいと言われています。

 皆さんはBluetoothをいかが使用されていますか。


あとがき

PCアートコンテストの応募締め切りがいよいよ明日26日(日曜日)です。スマホで気楽にシャッターを押しているスナップ写真はたくさんお持ちでしょう。急いでその中から応募してください。お待ちしています。
またこの時期はインフルエンザが流行っていて、コロナウィルスの流行が終息していないので、引き続き予防の継続として、ワクチン接種とか、うがい、手洗い、マスク着用は忘れないようにしましょう。

マンスリーレター次号は、小島敏郎委員が担当します。


  以 上

 

 

 

 

 

 

No.156 2023年10月25日
今月のお知らせ

 

会員の状況
新 入 会 員 : なし
退 会 会 員 : なし
ご逝去会員 : なし

10月25日現在の k-unet 会員数は377名です。

活動状況
(1) k-unet設立25周年記念イベントの開催
・「KDDの思い出」をテーマにした写真集と文集の投稿募集中
・会員ポータルサイトの開設
(2) 2023年度PCアートコンテスト開催
次のスケジュールにて実施中。ただいま、応募受付中です。
 応募期間:9月10日(日)~11月26日(日)
 投票期間:12月1日(金)~12月31日(日)
(3) 2023年度第2回パソコン研修会
 10月12日(木) リモート開催
(4) 第4回運営委員会  10月19日(金)14:00~(リモート開催)

 

予定
(1) 2023年度第5回運営委員会 12月8日(金)14:00~(対面を予定)
(2) 2023年度第3回パソコン研修会 12月14日(木)
14:00~16:00(リモート)
(3) 2023年度第1回デジカメ写真撮影講習会 11月11日(土)10:30~14:00
  渋沢栄一記念館(渋沢栄一肖像展)見学と飛鳥山公園

 

k-unetサイトの新情報
(1) 連載コーナー
・まちだより(町田香子さん)
  源氏物語を読み解く
  かかってきました、オレオレ詐欺電話
・歌謡アニメ10月号空港(坂口行雄さん)
(2) 短信
・【葛飾図書館友の会 読書クラブ】講演会のお知らせ(島崎陽子さん)
・【朗読会チケットプレゼント】のお知らせ(前尾津也子さん)

 

お知らせ
2022年4月より、ご葬儀終了後、あるいは年末の年賀欠礼の葉書などで得た情報で急がない場合は、纏めてマンスリーレターにてお知らせしています。年齢は「享年(数え年)」または「満年齢」の場合もあります。

 

◆訃報◆
心からご冥福をお祈り申し上げます。 

元KDD社員: 矢島 正直 様
86歳
2023年3月15日にお亡くなりになりました。
昭和36年度に入社され、人事部保健センター次長、グループ事業部担当次長等を歴任されました。
k-unet会員の松田 隆治様から2023年9月27日に情報をいただきました。

 

今月のコラム

 

担当:  楳本 龍夫 

☆ 耳寄りな健康情報 ☆

50代のころから、健康診断を受けるたびに、血圧が高めで高脂血症という結果が出るようになりました。
血圧が高いといろいろな疾患につながる危険性があるというので定期的に内科に通院するようになり、投薬を受けはじめて今日に至っています。この間、毎日の服薬が功を奏しているのか、これまで急激な変化はなく特別な症状が出ることもありませんでした。
今年の夏、八月のことですが、驚くべき事態が発生しました。
それは、通院している医院に年一度の定期的な血液検査の結果を聞きに行き、同時に診断を受けたときのことです。高脂血症および血圧が正常値どころかむしろ低めに出ており、その場で測定した血圧も低血圧とも診断される低い値を示したのです。医師も驚き、結果、高血圧症の投薬の中止にはなりませんでしたが、効果が軽めの薬に変えることになりました。
なぜそうなったのか?思い当たる節は食べ物です。
今年の4月頃から昼と夜の食事の際に納豆を食べるようになったのです。西日本の生まれということもあり、それまでは日常的に納豆を食べる習慣はありませんでしたが、ネットで納豆が循環器系疾患の予防にいいという情報を見つけたことから、試してみようということで、納豆食を始めてみたのです。このことを医師に尋ねてみたところ、確かにそうかもしれないという回答でした。
その後、ネットで調べてみると、国立がん研究センターのページをはじめ、たくさんの記事が見つかりました。大要をまとめてみると、次のとおりです。

・高血圧の予防、血液サラサラ効果、コレステロール値を下げる、腸内環境を整える、免疫力アップ、骨粗鬆症の予防、アンチエイジング、筋力アップ、抗がん作用などに効果があり、結果として死亡リスクが低下する。
・食べ過ぎると腹痛、吐き気や下痢を伴うことがあり、1日2パックまでにすべきである。
・血栓を防ぐ抗凝固薬を服用している場合には食べてはいけない。また、痛風など尿酸値が高い場合はプリン体の多い肉類と一緒に食べないほうがいい。

なぜ、こういう効果が生じるのかについては、ネットで調べてみると沢山の記事が出てきて、納豆には多くの健康成分が含まれており、スーパーフードと呼ばれていることもわかりました。具体的な内容は、健康成分としてナットウキナーゼ、ビタミンK、ポリアミン、大豆タンパク、抗菌ペプチド、ポリグルタミン酸、トリプトファン、プリン体などをキーワードにいろいろ説明が載っていますが、ここでは省略します。
もちろん、私は納豆屋の回し者ではないし、効果にも個人差があったり、上記のように食べないほうがいい人もいるようなので、必ずしも万人にとっていい効果があるとは言いませんが、少なくとも「長寿の広場」に寄稿してみたいとお考えの皆さんには参考になる情報ではないかと思い、最近の驚きの体験を紹介してみました。


あとがき

今年度はk-unet発足25周年にあたります。ただいま、25周年の記念イベントをネット上で開催しています。KDDの思い出をテーマに会員の皆さんから投稿をいただき、記念写真集と記念文集を作成するとともに、ご希望の会員の方にポータルサイト(自分のホームページ)を k-unetのホームページ上で提供するという3つのイベントを開催しています。奮ってご参加いただきまようご案内申し上げます。
イベント関連では、恒例のPCアートコンテストがただいま開催中です。また、デジカメ写真撮影講習会(11月11日)、第3回パソコン研修会(12月14日)の開催が予定されています。奮ってご参加いただきますようあわせてご案内申し上げます。

マンスリーレター次号は、京極 雅夫 副代表が担当します。

 

以 上  

 

 

 

 

 

 

マンスリーレター へのメッセージ

 

森 弘道さんからのメッセージ

私は納豆が大好きで、病気や体調不良で食欲がない時でも納豆だけは食べられます。
納豆は最後の最後の命を保つための食品と心得ています。ところが10数年前から血栓防止のため抗凝固剤ワーファリンを服用しており、納豆禁止を申し渡されました。抗凝固剤も納豆も単独では血液サラサラの効果があるのに、食べ合わせると効果相殺で効かなくなるそうです。最近の抗凝固剤、例えばイグザレルトの場合は納豆OKだそうです。そこで数年前イグザレルトを処方してもらい、晴れて納豆を食卓に乗せることができるようになりました。めでたしめでたしと言いたいところですが、ワーファリンの薬価が10円程度なのに対して、イグザレルトは500円位。
今後一生飲み続けることを考えて、泣く泣くワーファリンに戻しました。

森 弘道
2023/11/18


 
楳本龍夫運営委員からの返信


森 様

コメント、ありがとうございます。

マンスリーレターには「血栓を防ぐ抗凝固薬を服用している場合には納豆を食べてはいけない。」と書きましたが、血栓を防ぐ抗凝固薬は具体的な薬品名としてワーファリンが挙げられていました。
残念ながら、納豆健康法は実行できませんね。

楳本 
2023/11/19


 

 

川角靖彦さんからのメッセージ

楳本様

マンスリーレターの納豆の記事大変参考になりました。小生も最近血圧が高めで近所の医者の薦めで血圧降下剤を飲み始めたところです。まだ、1週間くらいしか飲んでいないので効いていません。納豆は好きなので時々食べていますが今後気を付けます。
醤油かけすぎたりすると塩分取りすぎになりますね。これからのシーズンは同じ大豆製品の湯豆腐ですかね。お酒飲みすぎないように気を付けながら湯豆腐で血圧降下に努めます。
フランス人は赤ワインを毎食事に欠かしませんが、これがフレンチミラクルと云われ心臓病が少ないと云う話を聞きました。湯豆腐と赤ワインと云う取り合わせは一寸合いませんね。

川角拝
2023/10/26


 
楳本龍夫運営委員からの返信


川角 様

コメント、ありがとうございます。

納豆の食べ方ですが、毎日のことなので塩分取りすぎにならないように、タレなしのものを買ってきて(安い!)、カンタン酢を少しだけ入れ、よくかき回して食べています。ご参考までに。

楳本 
2023/10/26


 

坂口行雄さんからのメッセージ

納豆の話は素晴らしいですね‼️
納豆だけに納得しました。

実は、私もちょっと油断したら、悪玉コレステロールの値が上の基準値を超えてしまいました。また、血圧は母親似で、毎朝、下が基準値を超えています。
豆腐が好きで毎日食べてますが、効かないです‼️ やはり、納豆なのですね。
その前にチョコレート中毒です・・・。

私しも悪玉コレステロールが高いので薬を飲んでいます。
その前にチョコレートはチョコとにしましょう。

坂口
2023/10/26


 
楳本龍夫運営委員からの返信


坂口 様

コメント、ありがとうございます。

座布団2枚です。

納豆は、単に大豆の栄養だけでなく、納豆菌による発酵によって生成する成分がポイントで、豆腐は大豆の栄養だけなので納豆のような効果はないと思います。

楳本 
2023/10/26


 

 

 

 

 

No.155 2023年9月25日
今月のお知らせ

 

会員の状況
新 入 会 員 : 1名(西山 満さん)
退 会 会 員 : なし
ご逝去会員 : なし

9月25日現在の k-unet 会員数は377名です。

活動状況
(1) 2023年度PCアートコンテスト開催
次のスケジュールにて実施中。ただいま、応募受付中です。
 応募期間:9月10日(日)~11月26日(日)
 投票期間:12月1日(金)~12月31日(日)

 

予定
(1) 2023年度第4回運営委員会 10月19日(木) 15時から2時間(リモート形式)
(2) 第2回パソコン研修会 10月12日(木)14時から2時間(リモート形式)
(3) k-unet 25周年記念事業として、以下の事業を10月に開始の予定
・会員ポータルサイトの開設
・「KDDの思い出」をテーマにした写真集と文集の制作開始と投稿募集

 

k-unetサイトの新情報
(1) 連載コーナー
・まちだより(町田香子さん)
  滋賀県 頑張れ
  中国の子どもたち来日、アテンド顛末記!(後編)
・歌謡アニメ 9月号秋桜(坂口行雄さん)
・美術散歩 第28号(9月号)生誕100年山下 清 展(島崎陽子さん)
・新四季雑感
 No.18「昭和史B面」(その10) 昭和15年
 No.17「昭和史B面」(その9) 昭和14年
 臨時増刊「高円寺の阿波踊り」(樫村慶一さん)
(2) 短信
・「落語と異文化交流イベントへのお誘い」(西本直久さん)
・【葛飾図書館友の会 読書クラブ】Zoomオンライン読書(島崎陽子さん)

 

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╋■┛ 長寿の広場から
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米寿 喜寿を迎えられた方からの寄稿を掲載しています。
お名前をクリックしてご覧ください。
8月号掲載からの続き:
★喜寿  :  稲垣 玲子 さん
★喜寿  :  横山 幹雄 さん
★喜寿  :  倉林 和夫 さん

 

今月のコラム

 

担当:  石垣  英明 

☆ 人工知能は人間を超えるか ☆

人工知能(AI)とは、人間が作った人間のような知能のことで、この言葉が初めて登場したのは、1956年の夏に米国東部のダートマスで伝説的なワークショップにおいて人間のように考える機械を初めて「人工知能」と呼ぶことにしたそうである。第1次AIブーム(1960年代、推論・探索の時代)、第2次AIブーム(1980年代、知識の時代)を経て、現在第3次AIブーム(機械学習、深層学習、対話型AI、画像生成AI)時代と言われる。2022年11月に登場したChatGPT(アメリカのAI研究所であるオープンAIが開発した会話型AIサービス)については、k-unetのパソコン研修会(8月10日)でもとりあげました。ここでは、AIの進化と未来についてChatGPTの力をかりて書いてみます。参考にしたのは、松尾 豊先生(東京大学教授)の著作「人工知能は人間を超えるか、ディープラーニング(深層学習)の先にあるもの」です。
この本のタイトルにもなっている「人工知能は人間を超えるか」という質問に対する著者の答えは「人工知能は人間を超える」です。

Chat GPTのテキストボックスに質問を入力すると返ってきた答えは以下の通りです。

人工知能(AI)が人間を超えるかどうかは、タスクや文脈によります。特定の専門的なタスク、例えばチェスや画像認識では、AIはすでに人間を超える性能を示しています。しかし、一般的な知識や理解、創造性、感情、道徳的判断においては、AIは現在、人間に劣っています。全般的なAGI(Artificial General Intelligence 汎用人工知能)を持つAIはまだ存在しないため、人間のような多面的な能力を持つAIは未だ現実ではありません。また、AIは基本的に人間によってプログラムされるツールであり、自立性がありません。したがって、特定の分野での優越性はあるものの、全体として人間を「超える」わけではありません。この問題は技術的だけでなく、倫理的や哲学的な側面も含んでいます。

また本書を読んでの結論は以下の通りです。

1)人工知能とは何かについて、世間と専門家との間にズレがあります、正しく理解することが必要です。
2)過去に2度ブームがあり、それらはすべて「特徴表現の獲得」が問題でブームが終わりました。3度目のブームとなる今回はディープラーニングという手法によりこれまで問題であった「特徴表現の獲得」に解決の糸口が見つかったことです。
3)これまでの研究と組み合わせると様々なことができる可能性があり、それらは多くの産業に大きなインパクトがあることです。
4)AIが人類を征服するなどは起こりえず、本当の脅威は軍事応用や巨大企業の独占であることです。

 

今、注目をあびている生成AI(Generative AI)とは、データから新しい内容を生成する能力を持つ人工知能です。テキスト、画像、音楽、動画など様々な形式のデータを生成できます。これは、大量のデータからパターンや構造を学習する生成モデルに基づいています。生成AIは、エンターテイメントからデータサイエンス、研究まで多くの分野で利用されています。しかし、生成する内容は設計やトレーニングデータに依存するため、偏見や誤情報を生成する可能性もあり、注意が必要です。ChatGPTは生成AIが提供するサービスの一つです。

AIは人類にとって希望となるか脅威になるかについて質問すると

 

希望の側面:
医療進展: AIは診断、治療プラン、研究など、医療の多くの側面で効率と精度を向上させる可能性があります。
環境保全: 気候変動や環境破壊に対する解決策を高度に分析し、提案する能力があります。
教育: 個々の学生に適した教育方法を提供できるようになるでしょう。
脅威の側面:
雇用問題: 進化したAIが多くの仕事を自動化することで、失業率が上昇する恐れがあります。
倫理とプライバシー: データの収集と利用に関する倫理的問題が増える可能性があります。
制御の失敗: AIが高度に自律すると、人間の制御を超えるリスクが存在します。
結論として、AIの進化には明確な希望と脅威の両面があります。その影響はどのようにテクノロジーが開発され、管理されるかに大きく依存します。リスクを最小化し、利点を最大化するためには、厳格な倫理的ガイドラインと監視が必要です。
AIは社会に影響を及ぼしており、今後さらにその影響力が拡大していく一方だと思います。凄まじいスピードで進化している技術進化をキャッチアップしていくためには、私は実際に使ってみるしかないと思っています。具体的には生成AIのサービス(Chat GPT、BING)を使って知りたい情報、調べたいことを、話し言葉で質問を投げかけ、必要な回答を得ることから始められてはいかがでしょうか。

AIの基礎用語

 

1)深層学習とは

深層学習は、対象の全体像から細部までの概念を階層構造として関連させて学習する手法です。多層の人工ニューラルネットワークによる機械学習手法が最も普及しています。画像認識、音声認識、自然言語処理など、非構造化データの処理に優れており、多くの分野で実用化されています。ニューラルネットワークは、入力層、隠れ層、出力層の3種類からなり、隠れ層が多いほど、より複雑な特徴量を学習できます。深層学習は、人間が自然に行うタスクをコンピュータに学習させる機械学習の手法のひとつです。

2)ニューラルネットワークとは

機械学習の手法の一つで、人間の脳の神経回路の構造を基に、データの関係・構造を表現する手法

3)汎用人工知能(AGI)とは

想定外の状況でも自ら学習し、能力を応用して処理することができる、人間に近い知能を持つ人工知能をさします。汎用人工知能は、従来のAIよりも汎用性、自律性に富むことが特徴です。

 

参考図書

(1)「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にある もの」松尾 豊著 カドカワ出版
(2)「まるわかりChatGPT&生成AI」 日本経済新聞社出版


あとがき

阪神タイガースが18年ぶりに優勝しました。フアンの皆様おめでとうございます。チームの誰もが遠くに目指した優勝を、なんとも微妙に「そらアレよ」と表現した岡田彰布監督の言語センスがすごいです。

短文投稿型のSNS[Twitter]が7月下旬、「X」という名称に変わりました。背景にあるのは、テスラ社やスペースX社を率いる実業家イーロン・マスク氏によるツィッター社の買収の結果です。自ら設立したX社にツィッター社を吸収、Twitterの名称も「X」へ変更されました。アイコンの名称も「X」になり、「ツイート」という言葉も使われなくなっています。

新型コロナウイルスの感染が収束に向かっているとはいえ、完全にウィルスがなくなったわけでもなく、第8次の感染が拡大している状況です。マスク着用の義務づけはなくなりましたが、まだまだ油断大敵です。

マンスリーレター次号は 楳本 龍夫 副代表が担当します。

 

以 上  

 

 

 

 

 

 

No.154 2023年8月25日

今月のお知らせ

 

会員の状況
新 入 会 員 : なし
退 会 会 員 : なし
ご逝去会員 : なし

8月25日現在の k-unet 会員数は376名です。

活動状況
(1) 2023年度第1回パソコン研修会 8月10日
 (リモート形式)
(2) 2023年度第3回運営委員会 8月25日  13:30~17:00
 新宿区四谷地域センター
(3) 米寿・喜寿を迎えられる会員の皆様へのお祝いメッセージの発出
 該当の会員へお祝いカードを郵送しました。

 

予定
(1) 2023年度第4回運営委員会 10月(期日未定)
(2) 第2回パソコン研修会 10月(期日未定)
(3) 2023年度PCアートコンテスト 9月上旬応募開始予定

 

k-unetサイトの新情報
(1) 連載コーナー
・まちだより(町田香子さん)
  8月(1):人の気持ちはわからない・・・
   フォトアニメ:坂口行雄さん
  8月(2):中国の子供たち来日、アテンド顛末記!(前編)
   フォトアニメ:坂口行雄さん、写真:樫村慶一さん
・新四季雑感(樫村慶一さん):
 「昭和史B面」から掘り起こす(その8)昭和14年
・歌謡アニメ8月号(坂口行雄さん):
 五番街のマリーへ
(2) 投稿(森 弘道さん)
・ミュンヘンオペラフェスティバルに行ってきました

 

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╋■┛ 長寿の広場から
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寄稿を掲載しています。お名前をクリックしてご覧ください。

★米寿 : 林 雅和  さん
★米寿 : 富士 暹  さん
★喜寿 : 稲垣 和則  さん
★喜寿 : 安藤 健  さん
★喜寿 : 矢部 靜樹  さん
★喜寿 : 川口 憲一  さん
★喜寿 : 京極 雅夫  さん
★喜寿 : 望月 さち子  さん
★喜寿 : 池田 佳和   さん


今月のコラム


担当:  本間 強 

☆ スマホで困ったこと ☆

(1) 新しいスマホへの移行

3年ほど使用していたスマホのバッテリー残量が少なくなったので充電しようとしたところ突然充電ができなくなった。充電器の故障かと思い別の充電器で試したが充電できないことが判り、スマホを購入したお店でチェックしてもらったところやはり充電できない状況であった。お店の係員から端末保障サービスに加入しているので同等の代替スマホを手配することが可能であり代替スマホが翌日自宅に届くので SIM カードとUSBメモリーカードを自分で移設して再設定できるとのことであったのでこの方法にすることにした。
翌日、今まで使用していたスマホと同等のスマホが宅配で届いたので早速SIM カードとUSBメモリーカードを新しいスマホに移設した。当初はすぐに利用できるものと思っていたが考えが甘く、電話番号、メールアドレス、Line アカウントの再設定を行ってなんとかスマホを元通りの状況に戻すことができた。スマホのお店で機種変更する場合はサービスで新しいスマホに再設定してくれますが、自分で再設定しなければならない事態に備えてスマホに設定してある電話番号、メールアドレス、Line アカウントなどの設定諸元を控えておくことが重要であることを実感しました。

(2)ポケモンGo がWiFi環境では動作するが外出先では動作しない!

家内のスマホは契約金額で利用できる通信容量が少ないため友人と楽しんでいる ポケモンGo の利用に制約があるので通信容量が大きめのスマホに機種変更しました。当然ながらスマホのお店で新しいスマホに電話番号、メールアドレス、Line アカウント及びポケモンGoなどのインストール済みアプリの再設定をサービスで行っていただき帰宅しました。自宅に戻り Wi-Fi 接続を設定して電話、メール、Line、ポケモンGo などのアプリも動作することを確認しました。早速、家内はスマホのテストのためいつも ポケモン Go をプレイ している場所に出かけましたが ポケモン Go をプレイしようとしたところ全く動作しなかったと落胆して帰宅しました。再度自宅の Wi-Fi 接続でポケモン Go を試したところ正常に動作しました。念のため、小生のスマホに ポケモン Go をインストールして試した結果、Wi-Fi が届かない場所でも問題なく動作することが判りました。
全く原因が判らないので通信事業者の相談窓口に電話して相談したところ、スマホの機種によっては通信モードを高速モードと節約モードに切り替えて通信料を節約する機能があるのでポケモン Go など高速の通信速度が必要なアプリを利用する場合は高速モードに切り替える必要があるとのことであった。早速、教えてもらった手順で通信モードを切り替えてWi-Fi が届かない場所でテストした結果、問題が解決されました。最近のスマホは機種によって通信料を節約する機能を備えていることは全く想像もしていませんでした。

 

あとがき

コロナ感染問題も収束に向かいつつあり元の暮らしに戻り始めています。小生が住んでいるところでも4年ぶりに7月30日に自治会夏祭りが、また8月12日には地元商工会主催の花火大会が開催され、久しぶりにコロナ感染問題を忘れて日常生活を楽しむことができました。コロナ感染問題がぶり返さないことを願っています。

マンスリーレター次号は 石垣 英明 運営委員が担当します。

 

以 上  

 

 

 

 

 

 

No.153 2023年7月25日

今月のお知らせ

 

会員の状況
新 入 会 員 : なし
退 会 会 員 : なし
ご逝去会員 : なし

7月25日現在の k-unet 会員数は376名です。

活動状況
(1) 米寿・喜寿を迎えられる会員の皆様へのお祝いメッセージの発出(7/1)
送付内容内訳:米寿(6名)と喜寿(19名)

 

予定
(1) 2023年度第1回パソコン研修会 8月10日(金)13:30~15:30 (リモート)
(2) 2023年度第3回運営委員会 8月25日(金)(対面形式又はリモート)

 

k-unetサイトの新情報
(1) 連載コーナー
・まちだより(町田香子さん、フォトアニメ:坂口行雄さん)
7月(1) 心動かすエッセイとは、7月(2) Oh, spring has come !
・美術散歩 第27回(マティス展)
・歌謡アニメ(坂口行雄さん):第4号(7月号)天城越え
(2) 同期会のページ、哀悼のページ
・41会のページ 故大川典久様墓参の模様
哀悼のページ 故大川典久様の墓参に際しての哀悼文(巻田文男さん)

 

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╋■┛ 長寿の広場から
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寄稿を掲載しています。お名前をクリックしてご覧ください。

★米寿  :  林 雅和 さん
★喜寿  :  稲垣 和則 さん
★喜寿  :  安藤 健 さん
★喜寿  :  矢部 靜樹 さん
★喜寿  :  川口 憲一 さん
★喜寿  :  京極 雅夫 さん
★喜寿  :  望月 さち子 さん
★喜寿  :  池田 佳和 さん

 

今月のコラム

 

担当:  近藤 茂雄 

☆ 自動運転について(最近の車に乗っての所感) ☆

最近、自動運転を支援する車が結構増えてきています。私も、車の運転は結構好きなのですが、長距離となると疲れるので、いくつかの車を試してきました。その中で自動運転機能を活用して快適なドライブを楽しんでいます。
当初のシステムは(自動運転と呼ぶのかは別として)、単純60㎞以上の速度で前の車に追随するだけの機能でした。車線逸脱防止機能もありましたが、ハンドルをブルブル揺らすだけでとても使えるものでありませんでした。また、アクセルワークもひどく、ブレーキも遅い為、自分でブレーキを掛けるなど、全く気を抜けないレベルで、とてもとても、と言う時代が長かったように思います。 簡単に言えば、自分で運転する方が楽!でした。
しかし、ここ数年で、ずいぶんと車も進歩してきたので、最近の車について少し記載してみます。

私個人として、最初にこれは自動運転として合格点だな。と思ったのは、今の車から4台前に載っていた、ドイツのメルセデスベンツでした(やっとレベル2程度ですが・・)。 この車は、素晴らしい完成度で、当たり前なのですが、道路通行車線の真ん中をちゃんと走り、前の車の追随、加速、減速もスムース、ウィンカーをつければ、前後、追い越し車線の車の状況を判断し自動で車線変更をしてくれます、また、速度制限の表示板を読取り表示してくれる・・・と、ほぼほぼ問題ないレベルになっておりました。

その後は、更なる進化を期待して、BMW、レクサス、BMWと3台乗り継ぎました。しかし、残念ながら、どれも期待を裏切られる結果となってしまいました。 BMWは、コンセプトの違い、レクサスは、比較対象外と言う感じでした。
と、言うことで、現在は、またメルセデスに戻りましたが、自動運転以外の機能として、
・高速道での側道、本線の速度制限を両方自動で読取り表示
・スマホとの連携機能

ドア、窓、サンルーフの遠隔ロック、解除、車の位置情報取得機能
エンジン遠隔始動機能
スマホで無人の車を動かす機能(車の近く限定)

と、便利な機能が増えました。
実は、年を取って物忘れが多く、車をロックしたかを忘れ、何度か車に確認をするために戻ってましたので、私にとっては、必須な機能になってしまい、結構気に入っております。

さて、この自動運転に戻りますが、この自動運転の何が一番良いかと言うと、渋滞時の自動運転です。 アクアライン、東名道等で渋滞にはまると非常に疲れますが、ここで自動運転をONにしますと、ハンドルもアクセル、ブレーキも不要で、両手で飲み物を飲みながらも不可でないです(当然、道交法上NGですが、、、、)。 分かりやすく言いますと、助手席に乗っている人に近くなる感じです。 止まっても、30秒以内であれば、勝手に前の車に追従するので、止まったり、動いたりの渋滞には、もってこいの機能です。

この他、交差点に向かって車をバックしながら進入するとき、運転席からは、後ろの左右の道路から来る車は、直ぐ近くにならないと見れないので、緊張しますが、この車は、これも自動で左右から来る車両を検出して、アラームを鳴らします。 無視して、無理やりバックをしますと、緊急ブレーキでストップさせられてしまいます。
本人は、「何が起きたのだ!」と思いますが、その後、バイクが後ろを通過し、助かった!となる便利かつ安全な機能です。 

そんなこんなで、年を取って注意力が劣ってきた私には、これを補助してくれる自動運転は、運転のために必須な機能になってきております。
事故を抑止してくれ、長く大好きな車の運転が出来ると支援機能が将来さらなる進歩をしていることを期待しております。

参考:「自動運転のレベル分け」 : 国土交通省の資料
https://www.mlit.go.jp/common/001226541.pdf
世界初のレベル3は、日本のレジェンド (限定100台のリースのみ)
=>安全性確保のため、いろいろ苦労があるようです。現在、生産終了とのこと。

 

あとがき

2023年度の活動として、今年、米寿・喜寿を迎えられる会員の皆様へお祝いのメッセージをお送りさせていただきました。
なお、引き続きの活動としては、対面とWebの両方を使いながら、活動を活発化していきたいと考えております。
8月には、パソコン講習会(CHAT GPT生成AIを触ってみよう!(初心者編))もWebベースで実施しますので、是非、ご参加いただければと思います。
また、コロナ患者が増えてきておりますので、皆様に在られても十分に注意されるますようお願い申し上げます。

マンスリーレター次号は 本間 強 委員が担当します。

 

以 上  

 

 

 

 

 

 

No.152 2023年6月25日
今月のお知らせ

 

会員の状況
 新 入 会 員 : 1名 (山本 均 様)
 退 会 会 員 : なし
 ご逝去会員 : なし

6月25日現在の k-unet 会員数は376名です。

活動状況
(1) 2023年度年次総会
2023年5月30日(火)14:00~15:00 新宿区四谷地域センター
(2) 2023年度第2回運営委員会
2023年6月15日(木)13:30~15:30(リモートで実施)

 

予定
(1) 米寿・喜寿を迎えられる会員の皆様へのお祝いメッセージの発出(7月を予定)
(2) 2023年度第3回運営委員会 8月25日(金)(対面形式又はリモート)

 

k-unetサイトの新情報
(1) 連載コーナー
・まちだより(町田香子さん、写真:樫村慶一さん):6月(2) 60年ぶりの再会
・新四季雑感(樫村慶一さん):No.16 ワインを知らないワイン通のお話
・歌謡アニメ(坂口行雄さん):第3号(6月号)つぐない

 

今月のコラム

 

担当:  小島 敏郎

☆ 半世紀ぶりの北海道周遊 ☆

 ゴールデンウィーク後の5月中旬に SUPER VALUE セールの航空券をゲットして北海道に行ってきました。北海道には出張で、特に札幌には何度か行きましたが、学生時代以来ほぼ半世紀ぶりの周遊でした。今回は飛行機でたんちょう釧路空港に降り立ち、レンタカーを手配して、釧路、阿寒、帯広、富良野、美瑛、札幌、小樽他を5泊6日で遊覧し、新千歳空港から帰ってきました。以下あまり参考になりませんが、印象に残った風景とB/C級グルメをエリアごとに紹介させていただきます。何かの機会に思い出していただければ幸いです。
・釧路:釧路湿原とホッケの塩焼き
・阿寒:ホテルの屋上露天風呂から見渡す阿寒湖、ふかしじゃがいも
・晴天の摩周湖、美幌峠
・オンネトー(雌阿寒岳と阿寒富士を背景としたエメラルドグリーンの湖)
・帯広:ばんえい競馬と若いシェフによるフランス料理
・富良野:地元野菜たっぷりのスープカレーとチーズ工房のチーズソフトクリーム(ソフトクリームはどこでも美味しいですが、特に美味)、なお美瑛の四季彩の丘は花畑準備中でした。
・札幌:札幌市内散策とすすき野の成吉思汗、ソラマチにも店舗のある回転すし、赤レンガテラスのガレット
・各地の道の駅(充実しています)

 

 学生時代には日本国有鉄道(国鉄)の北海道学割周遊券を利用し、ユースホステル等に宿泊しながら北海道を周遊しましたが、その時は歌謡曲の歌詞のように、上野発の夜行列車に乗り、青森駅でひとり青函連絡船に乗って津軽海峡秋景色を眺めながら、はるばるきたぜ・函館に上陸しました。函館・札幌から北上し宗谷岬に行き、その後道東、道央をまわり、ほぼ2週間で一周し、北海道を満喫しました。その時とは隔世の感がありますが、あらためて雄大な景色と料理を堪能することができました。
 手頃な海外旅行プランが出回るのは少し先になると思いますので、機会がありましたら雄大な自然と新鮮な素材の料理を楽しめる北海道旅行をお勧めします。

 

あとがき

 2023年度 k-unet 年次総会は4年ぶりに対面形式で開催され、全ての議案が可決され、無事終了しました(6月18日の同報メール「2023年度 k-unet 年次総会実施報告」を御覧ください)。
 2023年度の活動はコロナ禍の状況を勘案しつつ対面とリモートのハイブリッド形式にて行事を計画することとしていますので、会員の皆様の多数のご参加をよろしくお願いします。また、今年、米寿・喜寿を迎えられる会員の皆様へお祝いのメッセージをお送りする予定です。米寿・喜寿の皆様の近況報告をお待ちしております。

マンスリーレター次号は 近藤 茂雄 委員が担当します。

 

以 上  

 

 

 

 

 

No.151 2023年5月25日
今月のお知らせ

 

会員の状況
 新 入 会 員 : なし
 退 会 会 員 : なし
 ご逝去会員 : なし

5月25日現在の k-unet 会員数は375名です。

活動状況
(1) 4月23日(日) 2023年度第1回運営委員会(リモート)
(2) 5月8日 会計監査

 

予定
(1) 2023年度年次総会
2023年5月30日(火) 14:00~ 新宿区四谷地域センター

 

k-unetサイトの新情報
(1) 連載コーナー
・まちだより(町田香子さん、写真:樫村慶一さん、アニメ:坂口行雄さん)
 5月(1) 母の日に想うこと
・新四季雑感 No.15(5月号)(樫村慶一さん)
・美術散歩 第26回(5月号)(島崎陽子さん)
・坂口行雄の歌謡アニメ (坂口行雄さん)

 

今月のコラム

 

担当: 京極 雅夫  

☆ アナログレコードのデジタル化とノイズの除去 ☆

今から15年ほど前、アナログレコードはホコリ対策などメンテナンスが面倒なので長期保存に適さないと考え、デジタル化を行おうと決めた。所有していたレコードは主としてジャズ、ポピュラーで、枚数はそれほど多くはない。
デジタル化した後のレコード盤は中古店へ売却。店で言われたことは、レコードジャケットがきれいだとより高く買い取ると。で、結果として「二束三文」だった。
当時所有していたレコードプレーヤーは古くてベルトドライブのゴムベルトが伸びてしまいこれは使用できなかった。どうせ今後何年も使用することもないので、安価なプレーヤーを購入。カートリッジ(つまりレコード針)はアームに固定式なので音質的には期待できない。若い頃購入したプレーヤーはカートリッジ交換式で、数個のMM式カートリッジを購入し、ときどき交換して楽しんだ。
アナデジ変換(アナログ信号のデジタルへの変換)には所有していた小型のオーディオインターフェースを用いた。アナログ入力はRCA端子、デジタル出力のUSB端子とレベル調整可能なイヤホン出力付きの簡単なもので、デジタル化ビットレートは既定のうち良い方を選んだ。
デジタル化した音源を聴いてみると時々クリック雑音があり気になるので、針ノイズ(クリック音)の軽減・除去対策を検討した。
フリーソフトを見つけダウンロードした。画面にはボタンや調整レバーが並んでいて少々面食らった。当時は、サウンド補正のソフトはそれ程ポピュラーでなく、またフリーソフトも数件しか見つからなかった。現在は、ネットで同種のフリーソフトがいくつも見つけられるので、格段の違いといえる。
このソフトにデジタル化音源を読み込むと波形が表示された。現役時代には無線の波形分析には高額な測定器が必要だったため、個人レベルでは高値の花だった。その機能が無料ソフトで提供され、個人所有のパソコンで使えることにびっくりした。
試行錯誤しながら使い方を編み出した次第です。
音楽を聞いて同時に波形を見ながらクリックノイズの個所を確認し、一旦停止する、その個所にカーソルを合わせ、波形の時間軸(横軸)を引き伸ばすとスパイク状のノイズが見えてくる。更に時間軸を引き伸ばし立ち上がり個所と立ち下がりゼロ点を見極める。その間の振幅を圧縮するのである。立ち上がり点を見極めるのは直感。リズム楽器の音もスパイク状に見えてノイズと区別がつきにくいので注意して作業した。
処理後の音楽を聴いてみるとクリックノイズが無くなって気分良く音楽を聴くことができた。
しかし、レコード針の横跳びで隣のトラックに飛んでしまう場合には修正は困難です。
ノイズといえばレコード針のシャー音やヒスノイズはこのソフトでは改善できなかった。なにか方法はあるかもしれないが、当時は耳障りなスパイクノイズを除去できただけで満足した。
また、クラシック(例えばラベルのボレロ)で弱音が続く様な場合には、クリックノイズだけでなく小さな針音やシャー音があり、当方の所持していた機器やソフトでは対応できなかった。手を加えるのは断念した。
コンサートなど実況録音の場合は、曲間のインターバルがはっきりしないし、拍手や客席のノイズがある場合も、うまい処理はできず補正は行わなかった。
デジタル化したオリジナル音源は既に削除してしまっていて、この原稿を書く際に確認できなかったのは残念です。ソフトもバージョンが変わっていて操作方法も変わってしまったようです。
手順を紹介しようと原稿を書き始めた訳ですが、かなり昔のことなので、操作方法などは記憶で書いているので、間違った説明があるかも知れません。

 

あとがき

今回のコラムの執筆にあたっては、著作権に詳しい楳本副代表にレコードデジタル化についてご意見をいただきました。ありがとうございました。

コロナ禍の第8波が終わったとは言え、(ニュースの表現の仕方が変わってしまい分かりづらくなりましたが)コロナが無くなった訳ではなく、従来どおりに最小のケアとして人混みではマスク着用、手洗い、更には追加のワクチンを接種することを心がけることがまだまだ肝心と考えています。
来週5月30日(火)に、2023年度k-unet年次総会を開催します。会員の方で出席通知や欠席の委任状提出がお済みでない方はホームページのフォームからお願いします。

マンスリーレター次号は 小島敏郎委員が担当します。

 

以 上  

 

 

 

 

 

 

マンスリーレター へのメッセージ

 

諸田栄吉さんからのメッセージ

大いに楽しみましたね!

京極様

 以前より気に気になっていました、京極さんはかなりこだわりが強く、何事も突き詰めて完璧にならないと満足しないタイプではないでしょうか?これまでそんなふうに言われた事ありませんか?僕もLPレコードからカセットテープに録音してましたね。でもLPレコードは捨てずに持ってます。積み重ねると90Cm位の高さになります。半分くらいは自分で買い、残りは知人から貰いました。レコードプレーヤーは同じくカートリッジ交換出来るDENON DP 1000+シュアーV 15III他幾つか試してました。恥ずかしながら音の違いがよく判らずノイズも含めてそういうものと思っていました。だからアンプを自作してスピーカーをJBLにすれば、多分それなりの音になっていると思っています。
 最近はデジタルリマスター版の昭和レトロCDが安価に買えますので、もっぱらポチつとネットショッピングです。^_^
 だいぶ長話してすみませんでした、
 約45年経ったアンプとスピーカーで聴くジャズは自己満足そのものです、1番のお気に入りは Tak A Train ^_^良く聴く曲は アフリカンシンフォニーと
フライミートゥザムーン^_^フランクシナトラのナツトーのようにネバル発音のアメリカンイングリッシュが大好き❤です。最後になりますがこれからもkunet頑張って下さい、いつも楽しみにしています。

京極様  モロタ

2023/5/25


 
京極 雅夫 運営委員からの返信


諸田 様

こだわりは貴殿には全く敵いませんよ。
お元気ですか。何か諸田さんのLPや真空管アンプのこだわりを一筆k-unetへ投稿してください。よろしく。

京極 

2023/5/25 


 

 

 

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No.150 2023年4月25日
今月のお知らせ

 

会員の状況
 新 入 会 員 : なし
 退 会 会 員 : なし
 ご逝去会員 : 1名

4月25日現在の k-unet 会員数は375名です。

活動状況
(1) 2023年度第1回運営委員会
2023年4月23日(日) 13:00~16:00(リモート会議)

 

予定
(1) 2023年度第2回運営委員会
6月23日(日) 13:30~ ZOOM会議
(2) 2023年度年次総会予定
5月30日(火) 14:00~ 四谷地域センター

 

k-unetサイトの新情報
(1) 連載コーナー
・新連載 歌謡アニメ(坂口行雄さん)
 創刊号 酒と泪と男と女、瀬戸の花嫁
・まちだより(町田香子さん)
4月(1) スマホバッテリー交換・顛末記(前編)
4月(2) スマホバッテリー交換・顛末記(後編)
・新四季雑感(樫村慶一さん)
 No.14 昭和史B面その5 昭和12年
(2) 投稿
・フォトアニメ ・・・瀬戸の花嫁(坂口行雄さん)
新連載 歌謡アニメを開始し、連載コーナーに移行

 

お知らせ
2022年4月より、ご葬儀終了後、あるいは年末の年賀欠礼の葉書などで得た情報で急がない場合は、纏めてマンスリーレターにてお知らせしています。年齢は「享年(数え年)」または「満年齢」の場合もあります。

◆訃報◆
心からご冥福をお祈り申し上げます。
以下は、故人のお名前、年齢、ご逝去日、主な職歴、情報提供者の順です。

 

k-unet 元会員: 川井一夫 様
93歳
2月27日にお亡くなりになりました。
小野受信所からKDD勤務を始められ、研究所ではレクチプレックス通信方式を初めとする多くの発明、開発を行い活躍されました。
k-unet会員の榊 博史様から情報をいただきました。

 

今月のコラム

 

担当:  楳本 龍夫  

☆ 空観について ☆

昨年、YouTubeに面白い映像を見つけましたので、ホームページに掲載し、現在も掲載中です。既にお気づきの方もあると思いますが、 趣味の広場>音楽>トピックス欄 をご覧ください。
映像は「薬師寺寛邦 キッサコの般若心経コンサート」です。般若心経を音楽に乗せて演奏する独特なエンターテインメントです。キッサコとは、薬師寺寛邦の僧侶ボーカルプロジェクトで、フォークソングをルーツとして、仏教的なメッセージをテーマに楽曲制作、演奏をしています。キッサコは、仏教用語の「喫茶去」(「お茶でものみながらごゆっくりと」の意味)に由来しているとのこと。
キッサコの演奏している般若心経、特に般若心経の主題である「空観くうがん」について調べてみましたので、これについて少し考えてみたいと思います。先月の石垣委員のコラムに続き再び仏教関連の話になりますが、般若心経は自力系(聖道門)の経典であるため、石垣委員の浄土門(阿弥陀仏の本願力によって、その浄土に往生して悟りを開くことを説く)をベースにした話とはいささか趣が異なる話になろうかと思います。その「空観」ですが、これは宗教の話というよりはむしろ哲学に近い話題であるとともに、見方によっては、ホームページやIT、更には量子物理や現代思想である構造主義にも繋がる内容でもあるように思います。なお、仏教の専門家の方や仏教に詳しい方にとってみれば、文字通りの「釈迦に説法」の内容となりますのでご容赦ください。

さて、今回話題にした般若心経ですが、Prajñā-pāramitā-hṛdaya(プラジュニャーパーラミター・フリダヤ:悟りの彼岸に到達するための智慧の心髄)のサンスクリット語経典を西遊記の三蔵法師のモデルとなった玄奘が漢訳したもので、正式には、般若波羅蜜多心経といいます。大乗仏教で最もポピュラーなお経の一つです。般若心経の内容については こちら にやさしい現代語訳がありますので、興味のある方は一度ご覧ください。般若心経は、般若経典群の思想の核心(大乗仏教の中心思想を説いているとの見方もある)を漢字262文字で説いたダイジェスト版の経典で、その核心とは「空観」を指します。空観はインド僧の龍樹(ナーガルジュナ)によって理論付けられ、龍樹は大乗仏教を宗教を超えて哲学思想にまで高めた第一人者と言われています。
空はサンスクリット語で「Śūnyatā(シュニヤータ)」、「śūnya(シューニャ)」はゼロを意味するということですので、空とゼロとは同義であることがわかります。数字の0(桁ぞろえの0:プレースホルダといいます)はバビロニアの発明ですが、数学でのゼロの概念はインドで発見されたということはよく知られています。この数学のゼロが空ということです。数学のゼロは、空っぽの意味のほかに数の基点を表したり、演算で特定の役割を果たす一つの数でもあり、よく混同される「無」とは異なる概念であることに注意が必要です。
龍樹は、仏教の公理(根本真理)である諸行無常(森羅万象すべてが変化するものであり、存在は同一性を保持することができないということ)、諸法無我(この世の一切のものは単独では成り立っていないこと)から、無常は原因と結果の無限に続く連続であり、モノの存在自体は時系列に沿って同一性を保持できないと考えました。したがって、存在そのものは空であり、存在の本質が原因と結果の連続であることから、空を縁起や因縁と同義と定義付け、存在については、時間的、空間的な関係性のみが実際に存在するのであって、われわれが存在すると思っているモノ自体は実は存在しているのではないというユニークな存在論を確立しました。
「空」を「関係性」という言葉で置き換えてみれば、わかり易いと思います。すなわち、般若心経に出てくる有名な一節、色即是空、空即是色(物質的現象は空であって、空が物質的現象である)とは、あらゆるモノや現象は関係性により成立するのであり、関係性があらゆるモノや現象を形成しているという主張になります。 なぜこのように考えるかということ、つまりこのように考えるとどんないいことがあるのかということですが、話は簡単です。空観に従うと、事物にこだわりをもつ意味がなくなり、その結果として苦の原因である煩悩がなくなることから、苦から解放されることに繋がると考えられます。この主張が般若心経の示す核心ということになるのではないでしょうか。

話がいささか飛躍して恐縮ですが、普段みているホームページやITの世界でもまったく同じことが言えます。表示されている画面自体は実は存在しているのではなく、存在しているのは画面の背後にあるHTMLやCSSで書かれた画面上の表示の関係性を示す文字列であって、この文字列もメモリ上の1と0の配列であり、これ自体が半導体上のトランジスタの電気的状態の組合せで構成されると考えてみれば、そういう状態の関係性のみが実在していると考えると、ITの世界が空観の考え方に極めて近いという気がしてきます。さらに飛躍すれば、最近、ITの世界で一般的になってきている仮想化(virtualization)技術も、関係性をソフトウェアで実装し、仮想空間を実現して利用する技術という意味で空観の考え方に近いものではないかという気がしてきます。それもそのはずで、半導体技術のバックボーンにある量子力学(原子や分子あるいは素粒子などの関係性を数学的に理論付け、ミクロ世界の物理現象を記述した理論)の考え方が空観に酷似していると多くの人が指摘しています。更に、代表的な現代思想である構造主義は、あらゆる現象に対して、その現象の背後にある構造を抽出して、その構造によって様々な現象を理解しようとして幅広い分野に適用されていますが、私には空観そのものであり、逆に空観をパクッてきたのではないかと思われてなりません。インドでは輪廻転生ということが信じられていましたが、釈迦は輪廻転生する魂や霊魂、心と言った実体が存在しないことを説いたという意味で、構造主義の創始者だと言えるかもしれません。

縷々述べてきましたが、以上のようなことを念頭に、PCやスマホを使ってホームページを見たり、ITに接していると、これまでただ単に難しそうに見えた操作が、製作者や設計者がIT技術の背後にある関係性を踏まえない単なる未熟さに起因するものであり、慈悲の心をもってみることで、案外に易しいものであると感じてくるかもしれません。 また、法要などでのお坊さんの般若心経の読経を改めて聴いてみると、これまで意味不明で退屈なまじないだったものが興味深く楽しい独唱に聞こえてくるかもしれません。

なお、仏教には空観とはまったく逆の、事物はすべて実際に存在しており、存在しているからこそ諸行無常が成立し得るといういう哲学も存在していることを、一言、付言しておきます。部派仏教の説一切有部せついっさいうぶ(主観的な我(人我)は空であるが客体的な事物の類型(法)は過去・現在・未来にわたって実在するとした説。部派の中で最も優勢であった部派)といわれるグループの説です。

 

あとがき

今回のコラムの執筆にあたっては、僧侶でもある石垣運営委員に監修していただきました。特に浄土門の立場からの数々の示唆に富む助言をいただきましたことをご報告するとともに、改めて感謝したいと思います。
まもなく、年次総会が開催されます。
コロナ感染ですが、未だ収束に至らない状況ですが、マスク着用が個人の判断になり、5月8日からは季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する方針が出されているなど、感染状況に変化が生じてしてきています。また、今年度はk-unet発足25周年にもあたることから、年次総会は四谷地域センターにて久しぶりの対面形式で実施することを予定しています。後程改めて、正式なご案内をしますので、もうしばらくお待ちください。

 マンスリーレター次号は 京極 雅夫 副代表が担当します。

以 上  

 

 

 

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No.149 2023年3月25日
今月のお知らせ

 

■ 会員の状況
 新 入 会 員 : なし
 退 会 会 員 : なし
 ご逝去会員 : なし

3月25日現在の k-unet 会員数は376名です。

活動状況
 2023年度年次総会に向けて下準備

 

予定
(1) 2023年度第1回運営委員会
4月23日(日) 13:00~16:00 リモート会議
(2) 2023年度年次総会予定
5月下旬予定(対面会議 or リモート会議 or オンライン投票)

 

k-unetサイトの新情報
(1) 連載コーナー
・まちだより(町田香子さん)
 3月 シャンシャン(香香)、元気でね!
・新四季雑感(樫村慶一さん)
 No.13(3月号)村山談話のこと
・美術散歩(島崎陽子さん)
 No.25(3月号) パリ・オペラ座とドガ
(2) 坂口行雄さんの投稿
・フォトアニメ ~ For you

 

今月のコラム

 

担当:  石垣 英明  

☆ 雑感二題(徳川家康 / 人生そのものの問い) ☆

定年退職後、心豊かに過ごすにはどうすればよいか、自分の生き方を学ぶために選んだ道は仏様の教えに出会うことでした。僧侶を養成する中央仏教学院の通信教育で6年間、宗教、仏教、真宗、勤行作法を学び、得度習礼所で修行して浄土真宗の僧侶となりました。

今年の大河ドラマの「どうする家康」を視聴していて気づいたことは、家康が仏教にかかわる教えを、人生の目標にして生きていく糧としたことです。

その一つが徳川軍の旗印となった「厭離穢土 欣求浄土(えんりえどごんぐじょうど)」の八文字です。これは浄土教のことばで、「厭離穢土」は、不浄の世の中を厭い離れること。「欣求浄土」は極楽浄土を願うことを意味します。浄土教とは、浄土(仏の世界)に往生し、その浄土で修行してさとりを目指す教え・信仰を指します。浄土教を広めた高僧源信和尚(942~1017)の著書の「往生要集」の冒頭にこの言葉が記されています。家康がこの言葉と出遇ったのは、人質生活の終わりにもつながった、永禄3年(1560)の桶狭間合戦の時だとされています。この戦いで今川義元が討ち死にすると、今川方として参戦した家康は、岡崎・大樹寺に逃げ込み、先祖の墓の前で腹を切って果てようとしました。しかし、大樹寺住職の登誉上人(浄土宗の僧侶)から「厭離穢土 欣求浄土」の教えを説かれ、死を思いとどまって生きる決意をしたという。

「自分は、何のために生きているのか。自分を慕っている松平の家臣のため、領国民のため、乱世を終わらせ、この世を争いのない浄土にする」これが家康の理想となり、目標となったといわれています。

永禄6年(1563)9月、家康を窮地に追い込む出来事が勃発します。三河一向一揆です。この一揆は、家康の三大危機の一つにも数えられています。

三河の一向一揆は、一向宗(浄土真宗、本願寺派)の門徒による一揆で、家康と戦った一揆のリーダは本證寺住職の空誓聖人(蓮如上人の孫、浄土真宗本願寺派僧侶)でした。大河ドラマの戦いの場面で、阿弥陀如来像に向かって「南無阿弥陀仏」と唱える門信徒のシーンが印象的でした。三河でなぜ一揆がおこったのか、家康の家臣が本證寺から兵糧を強制的に徴収したことに絡んで偶発的に起きたといわれています。半年に及ぶ激戦の果てに、和議が成立し、一揆は鎮圧されました。浄土真宗の僧侶でなかったら、「どうする家康」の大河ドラマで描かれた家康と浄土真宗の関わりについて、興味をもつこともなかったと不思議な縁を感じます。

もう一つは認知症予防に関することです。厚生労働省によると2025年には約750万人(65歳以上の約5人に一人)が認知症を発症すると推計しています。認知症予防のための五つの心得を紹介いたします。

万、千、百、十、一 の数字になぞらえて覚える予防の心得です。

最初に万は万歩計を持つこと、一日4000歩から8000歩を歩くこと

次に千は、千字読む習慣をつけること、新聞とか本を読むこと、声に出して読むこと、百は100文字手書きすること、日記をつけるとか手紙やはがきをこまめにだすこと、十は一日10人の人と会う習慣をつけること、社会活動、ボランティア活動などで人と交流すること、最後の一は一日一回は大笑いすることです。

また趣味をもつことは、頭や体を使うという利点のほか、人との交流のきっかけになるなど認知症予防に最適です。私が65歳から始めたのが歌うことです。現在二つの混声合唱団に属しています。一つは親鸞聖人の御和讃を歌う合唱団です、宗教音楽に親しみ歌うことが生きがいになっています。もう一つは地域の混声合唱団で文部省唱歌をはじめ世界の音楽、そして現代のポピュラーの曲を二部合唱で皆で楽しく歌っています。

人は生まれたとき、何のために生まれたか説明もありません。いったい何のために人間に生まれたのか、自分はいったい何のために生きているのか、

仏陀は、人生を一日一日大切に生きること、100年生きるよりたった一日でも精一杯生きたほうが幸せと説かれています。いのちの長さではなく、人生をどのように生きたのか、生き抜く深さが問題です。

いのちの宿題の答えが与えられるのが仏教の教えだと思います。

 

あとがき

WBC侍ジャパンが米国を破り世界一になりました。大きな感動を与えてくれました。

ノーベル賞作家の大江健三郎さんが逝去された。

最後の長編小説「晩年様式集」の作品は、命をつないでいく人類への信頼と希望の詩で締めくくられています。

「小さなものらに、老人は答えたい、

/私は生き直すことができない。しかし/

私らは生き直すことができる。」

新型コロナ対策のマスク着用が、「個人の判断」になった。新型コロナがなくなったわけでもないので、私自身は当面マスクの着用を続けたいとおもっています。

 

マンスリーレター次号は 楳本 龍夫 運営委員が担当します。

以 上  

 

 

 

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No.148 2023年2月25日
今月のお知らせ

 

■  会員の状況
 新 入 会 員 : なし
 退 会 会 員 : 1名
 ご逝去会員 : なし

2月25日現在の k-unet 会員数は376名です。

 

■  活動状況
(1) 2022年度第6回運営委員会
2月5日(日) 13:00~16:00(リモート会議)

 

予定
(1) 2023年度第1回運営委員会
4月23日(日) 13:00~16:00 リモート会議
(2) 2023年度年次総会予定
5月21日(日)(対面会議 or リモート会議 or オンライン投票)

 

k-unetサイトの新情報
(1) 連載コーナー
・まちだより(町田香子さん)
 2月(1) 箱根駅伝応援!(後編)
 2月(2) カヌレ盗難事件
・新四季雑感(樫村慶一さん)
 No.11 2.26事件のあった昭和11年
 Np.12 2.26事件B面話(特集)
(2) 投稿
・フォトアニメ ・・・ 喝采(坂口行雄さん)

 

お知らせ
(1) 役員の異動
運営委員退任 : 島崎陽子さん(2023年2月5日付)

 

今月のコラム

 

担当:  本間  強  

☆ Python によるプログラミング ☆

小生は60年ほど前にKDDに入社して茨城宇宙通信実験所に赴任し、衛星通信用大型パラボラアンテナを制御するコンピューターの運用保守を担当しました。その時にコンピューターのプログラム修正作業などの手伝いを経験したのがきっかけでプログラミンに興味を持ちました。当時のプログラミングは機械語とかアセンブラー言語でしたが、その後、COBOL、BASIC、C言語などプログラム作成の段階で意味が容易に判るプログラミング言語が開発されました。小生も個人でパソコンが購入できる時代となってから BASIC や C言語を使って各種のプログラムを作成して楽しんでいました。ネットで調べてみると最近の人気プログラミング言語は上位から、Python(パイソン)、C、C++、Java、C# などの順番となっているそうです。
https://exidea.co.jp/blog/study/it-skills/programming-gengo-osusume/

Pythonは1991年にオランダ人のグイド・ヴァンロッサム氏が考案したプログラミング言語で、最近では機械学習/AI、ディープラーニングの分野で一気に人気が高まり、サーバーサイト開発、システム管理など、幅広い分野で活用されているとのことです。PythonはJava、C、C++ のようなコンパイル言語と違い、その場で翻訳しながら実行してくれるインタプリタ形式の言語なので、気軽にプログラミングが楽しめます。
ネットで調べるとPythonは機械学習(ディープラーニング(AI))、データ収集、データ処理と分析(集計、加工、描画、Excel 作業の自動化)、Webサイトのアプリケーションの作成などができると解説されています。

小生も3年ほど前からPythonのプログラム作りを勉強しています。機械学習などの高度なプログラミングはできませんが、便利な機能の一つである Excelの作業自動化について取り組んでいます。ご存知のようにExcelにはVBA(Visual Basic for Applications)を使ってデータを処理できる機能がありますが、PythonはExcelのVBAと比較すると、(1)プログラムコードが短い、(2)動作が速い、(3)ライブラリーが豊富、(4)Excelのアップグレードに振り回されないで使える、(5)WindowsでもMacでも共通して使える、(6)複数のExcelブックを一括処理することができる、などの特徴があるそうです。
(注)PythonはExcelを直接コントロールするわけではなく、Excelで作成したデータファイルを読み込み、処理したデータをExcel形式のファイルで出力します。

小生は4年前から自治会の会計係を担当しており年度末にExcelを使いながら決算報告書を作成していましたが、2年前にPythonによるExcelのデータ処理プログラムを作成して効率的に決算報告書を作成することができるようになりました。

Pythonを利用する方法は、Python本体とPython 関連のライブラリー及び開発環境が含まれているAnaconda(アナコンダ)をインストールする方法があります。Anacondaは個人利用の場合は無料で利用できるフリーソフトであり、Windows版、MacOS版及びLinux版があります。以下のURLからダウンロードすることができます。
Anaconda :   https://www.anaconda.com

【余談】
PythonとAnacondaは大蛇の名前ですが、なぜプログラミングツールの名称に使われているのでしょうか? 名前の由来は、Pythonの開発者がイギリスのテレビ局BBCが製作したコメディ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』の大ファンだったからとのことです。

 

あとがき

政府は新型コロナ感染問題の収束に向けて3月23日からマスク着用を個人判断とし、5月8日に「2類相当」から「5類」へ移行する方針であると発表しました。待ち望んでいた平穏な日々の暮らしが戻ってくるわけで大歓迎です。しかし油断することなく、しばらくは手洗いの励行や人込みでのマスク着用などの対策を続けることが大切です。

 

 マンスリーレター次号は 石垣 英明 運営委員が担当します。

 

以 上  

 

 

 

マンスリーレター へのメッセージ

 

樫村慶一さんからのメッセージ

本間さん
 こんにちは。
 マンスリーレター 2月号、よみました。
 私もかつてTASでプログラムを作りました、KDDで恐らく最初で最後の自前のプログラミングでしょう。
 1967年~72年までです。言語は、コボルとフォートラン、それにアセンブラだったような気がします。これは、富士通と共同開発のFACOM230-60という当時最大のコンピュータシステムで、ディスクは高さが1米くらいあり、磁気テープデッキは高さが1.5米くらいありました。
 というのは、国際電報の処理は、経験がないと分からないものなので、いちいち最初から富士通のプログラマーに教えるよりは、我々がプログラミングを習う方が早いと言うことから、そうなったのです。2進法も始めておぼえました。
 プログラミング用紙に、ロードエー(LD A:メモリーからCPUへデータを読み込む)とかストアビー(ST B :CPUからメモリーにデータを書き出す)とか略号で書き、その後の分は2進法の数字でかきました。
1バイト8ビットで8ビット目はパリティビットです。バグがあると、幅1米くらいのラインプリンターにびっしり出てきた数字ばっかりの紙を、虫眼鏡を使って真剣な目でさがしたりしました。よくやったと思います。
 もうこれをやった経験者は、処理プログラムなので技術系にはいないので、私と岡田哲也氏というのと、消色不明の1,2名がいるかいないかですね。ですから今のコンピューターも理屈は同じでしょうから、スピードの速さに驚きです。あのころは、画面1枚動かさすにも、上からナンビット目、左からナンビット目と指定して動かすんですから。なにせ真空管ですからね。空調が大変でした。
 だから、たかが1キロバイトにもならないような電報1通処理に数十秒もかかったんです。生き証人が生きているうちに、何か記録にのこしたいですね。
「国際通信の諸問題」っていう報告書がありますけどね。昔々の懐かしい涙ぐましい物語です。化石人間の化石話です。
大手町の5階だったか3階だったか、フロアー全部を占領していた巨大システムは、みんな夢の島で静かに眠っていると言う、嘘か本当か、聞いたことがあります。

2023/2/25

 


 
本間 強 運営委員からの返信


樫村 様
樫村様のプログラミング体験を送付いただき有難うございます。興味深く読ませていただきました。
「今月のコラム」で述べたように小生は1963年4月にKDDに入社して6月に最初の職場である茨城宇宙通信実験所に赴任しました。仕事は目黒の研究所から研究担当者が来所される際に事前に空調装置と大型通信アンテナを制御する電子計算機の電源を投入して稼働させておくことでした。電子計算機本体は、演算装置がパラメトロンで構成され記憶装置は目に見える磁気コアーメモリーを使ったものでした。今のパソコンと比較すると桁違いに能力が小さいわりにはバカでかい筐体に組み込まれた計算機でした。プログラム言語はアセンブラーの一種で十進数を使ったものでした。忘れてしまいましたが、たしか記憶装置と演算装置との間のデータ転送は次のようなコードであったと思います。
  0150123 : メモリー123番地のデータを演算装置に転送
  0160456 : 演算装置の計算結果をメモリー456番地に格納
研究者から大型通信アンテナを制御するプロラムのフローチャートとプログラムコードの説明を受けて仕組みを徐々に理解することができるようになりました。
ご存知のことと思いますが、1963年11月23日早朝に通信衛星経由でアメリカから日本へのテレビ中継実験が行われましたが予想外のケネディ大統領暗殺のニュースが伝えられました。その時も電子計算機の運用係として実験状況を中継する NHK のテレビカメラが設置されていた管制室にいましたので、痛ましいニュースに実験参加者是全員が驚いた当時の様子が今でも思い出されます。

テレビ伝送実験の他に NASA から新しく打ち上げられる人工衛星のビーコン電波を茨城宇宙通信実験所の追尾アンテナで受信して人工衛星の方位角と仰角のデータを送ってほしい旨の依頼があり、対応するために大型通信アンテナ制御用のプロラムを改造して追尾アンテナから送られてくるデータを一定間隔で電子計算機でキャプチャーして5単位紙テープに穿孔できるプログラムを作成しました。プログラム完成後に打ち上げられた人工衛星のビーコン電波を追尾アンテナで受信して移動する人工衛星の方位角と仰角のデータを5単位紙テープに記録し、テレックスで送信して感謝されたことがありました。

その後は「今月のコラム」で記述したようにパソコンが購入できるような時代になってがらプログラム作りに熱中し、C言語を使ってインターネット経由で NORAD から衛星軌道データを入手して実時間で人工衛星の軌道を計算し移動状況を画面表示させるプログラムを完成させました。k-unet にも投稿しましたので下記の URL をご覧いただければと思います。今でも正常に動いています。

こちら(旧サイト)をご覧ください。

最近は新しいプログラミング言語 Python を勉強中です。Python は Excel データファイルを読み込んでデータを処理したのち Excel 形式ファイルで処理結果を出力する機能があります。4年前から自治会の会計係を担当しており年度末になると収支決算報告を作成する必要がありますが、なかなか収支が合わないことがあるので約270件ほどの年間の収支データから勘定科目別にソートして集計するプログラムを Python で作ってみました。その結果、ソートと集計処理があっという間に終了して間違いが発見しやすくなり重宝しています。

小生は来年9月に80歳になりますのでいつまでプログラム作りを続けられるか分かりませんが、ボケ防止を兼ねてこれからも続けていきたいと思っています。

本間

2023/2/25

 


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No.147 2023年1月25日
今月のお知らせ

 

■  会員の状況
 新 入 会 員 : なし
 退 会 会 員 : なし
 ご逝去会員 : 2名

12月25日現在の k-unet 会員数は377名です。

 

■  活動状況
(1) 2022年度PCアートコンテスト
コロナ禍が続いているので対面の賞品授与式は中止し、ホームページ上で結果を発表。入賞者の一言を順次掲載開始。

 

予定
(1) 2022年度第6回運営委員会
2023年2月5日(日)13:00~16:00(リモート会議)

 

k-unetサイトの新情報
(1) k-unet新年のご挨拶(山本代表)
(2) 連載コーナー
・まちだより(町田香子さん)
 1月(1) 穏やかな1年に
 1月(2) 箱根駅伝応援!(全編)
・新四季雑感(10) (樫村慶一さん)
半藤一利さん著の「昭和史B面」から掘り起こす(その5)
・美術散歩(島崎陽子さん)
 英国キュー王立植物園:
おいしいボタニカル・アート、食を彩る植物のものがたり

 

お知らせ
(1) 訃報の配信について
2022年4月より、ご葬儀終了後、あるいは年末の年賀欠礼の葉書などの訃報で急がない場合はマンスリーレターにてお知らせしています。年齢は「享年(数え年)」または「満年齢」の場合もあります。
(2) 役員の異動
運営委員退任:松本房子さん(2022年12月31日付)

 

今月のコラム

 

担当:  近藤 茂雄  

☆ ドローン国家試験 ☆

今回は、ドローンの国家試験について記載をさせて頂きます。
自動車に車検と運転免許証がある様に、ドローンにも、ドローンの車検に当たる「機体認証」と車の運転免許証にあたる「無人航空機操縦者技能証明」が、昨年の12/5に法整備されました。
なお、「無人航空機操縦者技能証明」を取得するには、国家試験を受験し合格しますと免許を付与されます。
そして、これらと合せて飛行しているドローンの判別を確実とするため、車のナバープレートの代わりになる番号が付与されます。 さすがに、自動車と違い、ナンバープレートではありませんが、リモートIDと言う無線で機体に電波を送るとその番号を報告してくる様な仕組みとなります。

さらに、今回の法整備の2つ目の目的は、規制緩和により、ライセンスされた条件を満たすと、ドローンによる運送などの事業が出来る様になります。(見通し外の飛行も許可される様になりました。)これにより、ドローン物流にも弾みがつくことが予測されております。

さて、本題の無人航空機操縦者技能証明の国家試験についてですが、興味本位と仕事の関係もあり、早速試験をチャレンジしてみました。 試験は、学科試験、実技試験、身体試験とありますが、とりあえず、最初に受験が求められる学科試験からチャレンジを開始しました。
久しぶりの国家試験でしたが、国家試験が進歩しているのには驚きました。
この試験は、コンピュータで実施(CBT(Computer Based Testing))します。 受験場所には、携帯はもちろん腕時計も持ち込み不可、ハンカチのみOKと言う環境でした。
試験会場の部屋には、パーティションで区切られた机にPCがたくさん置いてあり、係の人に空いている席に案内されます。 そこに着席し、自分が準備できたら、マウスをクリックしスタート、時間終了になると自動で入力不可となり、強制終了と言うものです。 そして、周りにも受験している人もいるのですが、この人達は、全く別の試験を別の試験時間で実施中。と、私の知っている国家試験のイメージと相当違っておりました。 まるで、異次元の世界で受けている試験の様でした。(昔は、試験官が「試験はじめ」とか、それでは、後10分で終了です。名前、受験番号の記載忘れしない様に!」とかアナウンスすることも、あたりまえですがないです。 PCの残り時間とにらめっこです。)
一番驚いたのは、試験結果が試験の終了ボタンを押すと、そこで合格・不合格が、すぐに出ると言うことでした。(考えてみれば、あたりまえですが・・ 合格発表などない!)
結果は、ラッキーなことに「合格」となりましたが、ある意味、貴重な体験をさせて頂きました。
最近の若者にとっては、これが普通なのかもしれませんが、私には、ちょっとびっくり!と、行った体験でした。
今回は、ドローンの国家試験を通して、最近の国家試験受験経験のちょっとしたご報告でした。

 

あとがき

年賀状とIT

今年も1月1日にたくさんの年賀状が来ましたが、徐々に、「年賀状は今年までとします。 今後はメールで!とか、LINEで!」 と、言った内容が増えてきております。
私も、昨年末に「年賀状いつまで送るのかなぁ!?」と、そろそろ、終わりにしようかなぁ!? と、考えていたところでした。

そこで、ちょっと思いついたのが、電子年賀状システム。
IT化により、事前に設定した相手に、設定した時間(例えば、1/1の朝8時)に所定の年賀挨拶のメッセージを動画、静止画、言葉等任意のパターンでお届けするサービス!です。
と、もしかして・・・と、ググったら、
やはりあるではないですか? 郵便局の「スマート年賀」
来年は、ちょっとトライしてみようかと思いました。

 

ご参考: https://nenga.yu-bin.jp/smart-nenga/

 

 マンスリーレター次号は 本間 強 運営委員が担当します。

 

以 上