ー マンスリーレター
k-unet マンスリーレター ◀ 2024年
|
2024年 INDEX --> *マンスリーレターのデザインは、No.163(5月号)からハイコントラストデザインに変更になりました。
|
k-unet マンスリーレター No.169 2024年11月25日 |
■ 会員の状況 新入会員 : なし 退会会員 : 5名 ご逝去会員 :5名 11月25日現在の k-unet 会員数は 356名です。 ■ 活動状況 (1) 2024年度 アートコンテスト
応募 9月 8日(日)~ 11月24日(日)締め切りました
投票 12月 1日(日)~ 12月31日(火)
(2) 2024年度 第2回パソコン研修会
11月21日(木)14:00~16:00(リモート)
(3) k-unet年会費(2024年度、2025年度)お支払いのお願い
k-unet年会費お支払いのお願いを7月1日から実施し、多くの会員の皆様からお支払いいただいております。お支払い期限は過ぎていますが、お支払いが未だの会員に、年会費支払いの最終のお願いを実施中 (4) 同報メールの方式変更(再掲)
ハイコントラストデザインの同報メールについて、一部のメールソフトに表示の不具合が発生したことから、メール本文をブラウザで参照する方式に変更しました。 ■ 予定
(1) 2024年度 アートコンテスト
投票 12月1日(日)~ 12月31日(火) (2) 2024年度 第5回運営委員会(四谷地域センター)
12月 13 日(金) 13:00 ~15:00 (3) 2024年度 第3回パソコン研修会(四谷地域センター) 12月 13 日(金) 15:15 ~17:15
■ k-unetサイトの新情報 (1) PCアートコンテスト
~ 11月24日 応募締切 → 応募作品展示中、12月1日から投票開始
(2) 連載コーナー
~ まちだより(町田香子さん)
11月 友風関の激励会!(映像:坂口行雄さん)
~ 美術散歩(島崎陽子さん)
No.35(11月号) 英一蝶展 風流才子、浮世絵を写す
~ モバイル技術百景(藤岡雅宣さん)
10月31日号 携帯電話基地局の仕組みと5G通信品質の関わりは
(3) その他
~ 会員の短信(島崎陽子さんからの短信)
~ 第3回PC研修会(12/13開催)のご案内 ■ お知らせ
2022年4月より、ご葬儀終了後、あるいは年末の年賀欠礼の葉書などの訃報で急がない場合はマンスリーレターにてお知らせしています。年齢は「享年」または「満年齢」の場合もあります。 ◆ 訃報 心から御冥福をお祈り申し上げます 以下は、故人のお名前、ご逝去日、年齢、情報提供者です (1)k-unet会員:甫足 守朗 様 2024年(令和6年)2月29日ご逝去、満86歳
昭和36年入社、主な職歴:ネットワーク開発本部開発部など
(情報提供者:松田 隆治会員)
(2)k-unet会員:石垣 英明 様
2024年(令和6年)6月11日ご逝去、満81歳
昭和36年入社、主な職歴:ネットワーク運用施設支援センター、
日露合弁ボストークテレコム極東通信会社など
(情報提供者:松田 隆治会員、本間 強会員、近藤 茂雄会員)
(3)k-unet会員:鷹取騏一郎 様
2024年(令和6年)9月7日ご逝去。満88歳
昭和29年入社、主な職歴:大阪電報局、大阪支社など
(情報提供者:ご遺族様、小島 敏郎会員)
担当: 小島 敏郎 ☆ 二人三脚で海外旅行 ☆
かつて旅行通のKDDの先輩に欧米などのロングフライトの旅行は70歳ぐらいまでに行き、その後はアジアなどの近場に旅行するのがよいと言われましたが、新型コロナの影響もあり、そのアドバイスは守れず、今般自称二人で一人前、スローだがステディでない二人でフランスとスペインを2週間ほど旅行してきました。個人旅行のため、日程作成、ホテルの選定・予約、移動手段の予約、観光施設・スポットの入場予約など作業が数多くあり、旅行会社のツアーは楽でいいなとあらためて思いました。 飛行機、長距離高速列車の移動でトラブルはあったものの、世界遺産を含む名所旧跡をめぐり、街歩きと現地の食事を楽しんできました。以下今回の旅行の雑駁な感想を述べさせていただきます。 1)慌てず、焦らず、余裕を持って 5年ぶりの海外旅行で、期待を抱いてパリのシャルルドゴール空港に到着しました。手荷物受取所に残置されていた手荷物に爆弾が入っているかもしれないという情報があったようで、数多くの警察官が出動し手荷物受取所から遠ざけられ、1時間半待ちでようやく手荷物を受け取り(場合によっては数時間待ちの時もあるとのことです)、前途少難が予感されるスタートでした。実際EU内では飛行機が往路では1時間半遅れ、復路では定刻に飛行したもののバゲージロスト、長距離高速列車では1時間半の遅れに遭遇しました。慌てず・焦らず、現地の人のように待つことを心掛けるとともに、ロストバゲージの申告をしました(幸い翌日夕方ホテルに配送)。 2)行きたいところは予約を サグラダ・ファミリア、アルハンブラ宮殿等は予約し、その他は何とかなるだろうと甘く考えていましたが、チケット売り切れで入場できなかった場所がいくつかありました。コロナ禍以降、多くの観光施設、レストラン等では予約化が進んでいます。行きたいところは予約した方が無難です。 3) スマホの活用 行きたい観光スポット・施設をグーグルの道案内に助けられ、現地の人にも親切に対応してもらいながら、地下鉄やバスを使って訪ねました(クレジットカードのタッチ決済で路線バスに乗車(2€程度)できるのは便利)。また、1日1万歩以上の健康的な街歩きも楽しみました。なお、歩きタバコ、歩きスマホ、車内での通話は比較的寛容でユニクロの看板も目にしました。 また、写真撮影、メール、検索、道案内、予約等で、スマホを活躍させました。海外でスマホを有効活用するためにはデータローミングサービスが必須ではないかと思います(旅行前に各社のサービスについて要検討です)。 4)アルハンブラの思い出 天候はアンダルシア観光を除きまずまずで、サグラダ・ファミリア、トレドその他の景観を楽しむことができました。ただグラナダのアルハンブラ宮殿の3時間ガイドツアーでは、大雨のため半分は傘をさした難行苦行の見学で、アルハンブラの残念な思い出でした(スペイン東部でも記録的豪雨・洪水により大きな被害が発生していました)。また、オリンピック開催後のパリではセーヌ川の水上バス遊覧、観光地散策をしてきましたが、以前に比べて安全な感じで街並みはすっきりしていました 5) 円安状況下日本食はさらに高評価 食事はパエリヤ、タパス(小皿料理)、生ハム、タコ足一本焼き、リヨンのブション等のB級グルメを楽しんできました。円安なこともあり割高な感じで(ただクロワッサンとチョコレートは日本より割安)、特に空港で購入したミネラルウオーターがペットボトル1本でおよそ700円(4~5ユーロ)という価格に水と安全はタダだと思っていた日本人の一人としてびっくりしました(市中では1~1.5ユーロ)。帰国後、インバウンドの人のように日本食は安くて美味いと痛感しました。
今年は西暦偶数年(2024年)ですので 、k-unet年会費 2年分 計 1,000円の一括支払いをお願いしています。多数の会員の皆様にお支払いいただいておりますが、お支払いが未だの会員の皆様には運営委員が個別に最終のお願いをしています。ご協力をよろしくお願いいたします。 また、2024年度アートコンテストの投票は12月1日から開始されます。積極的な投票参加をお願いします。
マンスリーレター次号は 近藤 茂雄 運営委員が担当します。 以 上
同報担当:京極 雅夫
|
k-unet マンスリーレター No.168 2024年10月25日 |
■ 会員の状況 新入会員 : なし 退会会員 : 1名 ご逝去会員 :なし 10月25日現在の k-unet 会員数は 366名です。 ■ 活動状況 (1) 2024年度アートコンテスト
応募 9月 8日(日)~ 11月24日(日)
投票 12月 1日(日)~ 12月31日(火)
(2) 2024年度 第4回運営委員会
10月18日(金)13:30〜15:00(リモート) (3) 2024年度 第2回パソコン研修会(都合により延期となりました)
10月23日(水)15:00~17:00(リモート)
(4) 2024年度、2025年度の年会費お支払いのお願い
7月1日から継続中。大部分の会員から振込をいただいております。ありがとうございました。 お支払い期限は10月31日です。まだお振込みいただけていない会員の方は振込をお忘れなく。詳細はホームページをご参照ください。 (5) 同報メールの方式変更
ハイコントラストデザインの同報メールについて、一部のメールソフトに表示の不具合が発生したことから、メール本文をブラウザで参照する方式に変更しました。 ■ 予定 (1) 2024年度第5回運営委員会
12月 日 日時未定 ■ k-unetサイトの新情報 (1) PCアートコンテスト
~ 応募作品展示開始
(2) 連載コーナー
~ まちだより(町田香子さん)
10月 原稿用紙の思い出(映像:坂口行雄さん)
~ 新四季雑感(樫村慶一さん)
No.26 日常使う日本語には、囲碁・将棋用語があふれている
~ モバイル技術百景(藤岡雅宣さん)
第4回 地震や津波などのスマートフォンへの緊急速報の仕組み
■ お知らせ
2022年4月より、ご葬儀終了後、あるいは年末の年賀欠礼の葉書などの訃報で急がない場合はマンスリーレターにてお知らせしています。年齢は「享年」または「満年齢」の場合もあります。 ◆ 訃報 心から御冥福をお祈り申し上げます 以下は、故人のお名前、ご逝去日、年齢、情報提供者です 元KDD社員:佐野敏恵 様 2024年(令和6年)8月8日ご逝去、満76歳
昭和46年入社、主な職歴:東話局、大阪国際電話局、研修所、学園
ご葬儀は親近者等により執り行われたとのこと
(情報提供者:望月さち子会員) ■ ╋ ■ ━━━━━━━━
╋ ■ ┛ 長寿の広場から ■ ┛ ━━━━━━━━━ ~米寿を迎えて ~喜寿を迎えて
担当: 京極 雅夫 ☆ Windows は使いにくいし、用語が分かりづらい ☆ 何十年も使用していて経験したことで、用語が分かりづらいこと、説明文が分かりづらいことなどを挙げてみようと思う。 ・Windows PCの立ち上げ時にPW入力が必要であり、時々だがWordやOutlook立ち上げる際にマイクロソフトアカウントにサインイン(またはプロダクトキーを入力)するよう求められる。1回で済ませられないか。OneDriveクラウドストレージを使用する、に予めチェックが入っていて変更できない。 ・Windows10や11の立ち上げ時(約1ヶ月に一回程度か)に、PC設定を完了させましょう、とか表示される。OneDriveや生体認証、エクスペリエンス、これらも設定する必要があると。でも、OneDriveは、Windows10で最初にWord文書を保存した際に、今までのDocumentsトレイに入っておらず、探しまくったことがあり、これに懲りて使ってない。OneDriveが嫌なのでこの関連は全てスキップしている。 ・「共有」とは何か。PCやスマホで頻繁に出てくる用語で、この意味や使われ方が分からない。共有するとは、ある物を自分と別の誰かと共同で持つ。その「誰か」が直感的に分からない。大前提で「誰か」が決まっているのでしょうか。どこかにコピーしておく程度との意味か? ・毎月auの請求書を調べるときにauにログインが必要だが、表示されるログインの方法はどれかとの問いにどのボタンを押せば良いか分からず、毎回試行錯誤しています。自分の環境ではどの方法でログインできるのか分からず、困っています。また、その次の問いで、他のデバイスを使っていますかと。他のデバイスとは?今ログインしようとしている自分のPC/スマホでない機器のことか、他には使っていない。2段階認証法のことか分からず困っている。まず用語がわからないです。 ・パスワードとPINの使い分け。書物によると、PINはPersonal Identification Numberの略で、個人を識別するための暗証番号です、第三者による端末の不正使用や、重要なデータの漏洩を防止するために考案されたと。使い分けは、パスワードは設定したPCはやスマホ以外の端末からでもサインインして使うことができる。PINコードは設定した端末にサインインする時のみ有効である。 マイクロソフトのソフトの機能がいつの間にかその名称が変わっていたりするので、このタイミングを見逃すと訳がわからなくなってしまう。サイトを読んでも説明をみても、単に名前が変更されたのか、新たなソフトなのか分かりづらい。そういえば、昔はマイクロソフトのOneDriveは名称が違っていた気がする。 半年ほど前からOutlookに新Outlook導入のお誘いが表示された。どの程度の「新」なのか知りたいが、広告文の常で、新機能のキャッチコピーが並ぶが、直ぐに分かる機能説明になっていない。使い慣れたOutlookが使えなくなると大変困ってしまう。 Windows ではMicrosoft Edgeを使うように指導される。他のブラウザを選ぶようなオプションを探すのに一苦労。2大ブラウザ?の陣取り合戦に巻き込まれてしまう。 このところ、物覚えが悪くなり、サイトを直ぐに見られるようにブラウザのタブをいつも多数開いている。しかし、Google Chromeではいつの間にかタブが全て消されてしまい、見たいサイトを探すのに時間がかかってしまう。「お気に入り」や「ブックマーク」を活用すれば良いのだろうが、これは修正や編集がしづらいため、ほとんど使用していない。 これらの例は、迷惑メールやフィッシング対策のためのセキュリティ強化のためと理解はしていても、煩わしい限りです。小生だけでなく、多くのPCやスマホのユーザーの悩みと思います。
2024年度はk-unetの年会費お支払いの年度で、2年分1000円をお願いしています。同報メールやホームページで詳細を掲載しています。10月末がお支払いの期限ですが、まだお支払いいただいてない会員が数十名おられます。このため、運営委員が個別にお願いを進めることになりました。ご協力をお願いします。 マンスリーレター次号は小島敏郎運営委員が担当します。 以 上 同報担当:京極 雅夫
|
マンスリーレター へのメッセージ
|
川角靖彦さんからのメッセージ 京極さん:マンスリーレターの10/25日付用語が分りにくいとのご意見同感です。小生は新outlookへの誘いが来て、従来のoutlookのアイコンが隠れてしまいました。メールを開こうとすると新outlookにサインしなさいと表示されます。メールを読むのに3~4回ここに入力からメールアイコンを探す作業しなくてはなりません。これを何とか解決する方法はないかと試行錯誤しています。 川角拝
京極副代表からの返信
川角靖彦 様 用語がわかりにくいと「ご意見同感」ですのコメントをありがとうございます。 メーラーOutlookはWindows のPCを使用されている方の多くが利用されているようです。小生も数十年使い続けておりますが、アップデートが度々あって混乱するケースが生じます。慣れているので、マイクロソフトから新Outlookにアップするようにとのお誘いには、うっかり乗れません。k-unetで同報メール担当の運営委員として活動する上では1日に数回以上メールを送受信しているため、メーラーは必需品です。新ソフトで使いづらくなるようなことは避けねばなりません。 尤も、同報メールは本年春から、白地に黒文字の画面は見づらいとの意見をいただき、対応策として、ハイコントラスト様式を採用しました。ハイコントラスト文面を正しく表示させるために楳本副代表が主導して手順(メーラーへはhtmlで書き込む)を変更しました。正しく表示させることはOutlookではできません。限られた仕様(能力?)で困りものです。このため、同報メール送信には、機能に定評のあるモジラ・サンダーバード(thunderbird)を使い始めました。使い勝手がOutlookとはかなり異なるため、現在は送信文面を作成することにのみ使っています。サンダーバードは受信画面も正しく表示できるので、機会があれば試して見たらいかがかと思います。 詳細説明は楳本さんにお願いするしかありません。 京極雅夫(会員担当)
樫村慶一さんからのメッセージ
小マンスリーレター毎号愛読しています。私も昔(2002~2008)は骨を折ったものです。ネタ探しが大変なんですよね、ご苦労様。 ところで、一言。 長寿者のコメントをなぜ、米寿とか傘寿とか、昔の言い伝えの区切りで切るんですが、今の制度では、私には、永遠に書く機会が訪れません。過去のしきたりの区切りはやめて、せめて米寿以降は、自由に投稿できるようにしませんか?? 樫村慶一
京極副代表からの返信
樫村慶一 様 ご返事をいただきました。 当方も毎回ネタ探しで苦労しています。 投稿欄は長寿の広場のページに従来から設けてあります。 「長寿会員からの投稿」に樫村さんの原稿が掲載されています。 樫村さんのご投稿はいつでも歓迎です。 米寿、喜寿とは、長寿の広場の中で時期限定のページです。こちらは、普段投稿されていない会員にお願いして寄稿いただいたページです。 京極雅夫(会員担当)
諸田栄吉さんからのメッセージ
小お疲れ様です!全く同感です (^_^) 前にも言いましたが中古PCのSSD基本メモリーとオフィス2021はいいですよ! お体に気をつけて頑張ってくださいね ★ 諸田栄吉
京極副代表からの返信
諸田栄吉 様 お返事をありがとうございます。 クラウド(この場合はOneDrive)はどこにあって誰が管理しているのか分からないので気持ちが悪いです。 諸田さんはオーディオ以外にもPCを改良して良いPC環境で生活しておられるようで、羨ましい限りです。 これからも何をやっているか教えて下さい。 京極雅夫
|
k-unet マンスリーレター No.167 2024年9月25日 |
|||||||
■ 会員の状況 新入会員 :なし (1) 2024年度第3回運営委員会 8月30日(金) 13:30~ リモート 7/1から継続中。半数以上の会員から振込をいただいております。ありがとうございました。
まだお振込みいただけていない会員の方は振込をお忘れなく。
■ 予定
(1) 2024年度第4回運営委員会
10月18日(金) 13:30~ リモート ・第3回運営委員会の模様
・連載コーナー ~ まちだより (町田香子さん) 8月 世界一美しいスタバ (映像:坂口行雄さん) ~美術散歩 (島崎陽子さん) No.34 サー・トーマス・リプトン ~新四季雑感(樫村慶一さん) No.25 余命は運を天にまかす ~連載 「藤岡雅宣のモバイル技術百景」(藤岡雅宣さん) ・投稿のページ
~フライ・ツー・ザ・ムーン・アゲイン(田代務さん)
・会員の短信 (島崎陽子さん) ・PCアートコンテスト ■ お知らせ
2022年4月より、ご葬儀終了後、あるいは年末の年賀欠礼の葉書などの訃報で急がない場合はマンスリーレターにてお知らせしています。年齢は「享年」または「満年齢」の場合もあります。
■ ╋ ■ ━━━━━━━━
╋ ■ ┛ 長寿の広場から ■ ┛ ━━━━━━━━━ ~米寿を迎えて ~喜寿を迎えて
担当: 楳本 龍夫 ☆ サポート詐欺画面との遭遇 ☆ 新手のネット詐欺であるサポート詐欺についてご紹介します。 PCでAMAZONのサイトを見ようとgoogle検索を開き、「アマゾン」と片仮名で入力して検索したところ、いつものように図ー1に示す検索の一覧画面が出てきました。 何も考えずに最初の項目をクリックしました。すると突然、全画面表示になり、図ー2のセキュリティ警告画面に変わり、女性の声で、「ウィルスに感染し、IPアドレスを盗まれた」とか、「この状態でPCをシャットダウンしたり電源を切るとPCのデータが壊れるので、すぐに表示の電話番号に連絡せよ」と警告のアナウンスが繰り返される状態となりました。
電話番号をみると、0101・・・といかにも怪しい番号です。PCに搭載しているセキュリティソフトは何も検知した様子がありません。 怪しい番号なので、もちろん電話などかけるはずもなく、この状態で「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を押し、一旦サインアウトすることにしました。 これは、最近横行している「偽セキュリティ警告画面」というやつで、いわゆるサポート詐欺の画面であることがわかりました。 後で調べてみたところ、IPA(情報処理推進機構) のサイトでは特集を組んでいて、「偽セキュリティ警告画面」(サポート詐欺)について解説されているとともに、偽のセキュリティ警告画面を疑似的に表示して、画面を閉じる操作の練習をする体験サイトを準備しています。一度アクセスしてご覧になっておくといいと思います。 サポート詐欺は画面が表示されただけであればウィルスには感染していないのですが、PC使用中に鬱陶しい画面に遭遇して余計な操作が必要になるので、これを予め見抜くことも有益だと思います。偽リンクを設定してあるのは、検索の一覧画面(表示された画面をクリックすると赤字でコメントが表示されます)の赤丸で示したような「スポンサー」表示のあるリンクや「広告」や「PR」とかインフォメーションのマークがある場合に多いようです。したがって、不用意にこれらの表示のあるリンクを開かないことが大切です。 それでもなお、もし、詐欺画面が出てきた場合には、「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を押下して「アプリを終了」あるいは「サインアウト」するか、画面右下に出てくる電源ボタンで「シャットダウン」すべきです。音声の警告は不安を煽るようないろいろなことを言ってますが、サポート詐欺の画面はウィルスではないので、以上の操作によって特に問題が残ることはありません。また何よりも重要なことは、決して慌てず落ち着いて操作を行うことだと思います。
猛暑の夏も終わりました。 マンスリーレター次号は 京極副代表 が担当します。
以 上
同報担当:京極 雅夫
|
k-unet マンスリーレター No.166 2024年8月25日 |
|||
■ 会員の状況 新入会員 : なし ■ 活動状況
(1) 2024年度第1回パソコン研修会 8月22日(木) 14:00~16:00 リモート (2) 2024年度、2025年度の年会費お支払いのお願い これまでに約7割の会員の皆様から振込をいただいております。ありがとうございました。 まだ振り込んでいただいてない会員の方はお忘れなく振込をお願いします。 ■ 予定
(1) 2024年度第3回運営委員会
8月30日(金) 13:30~ リモート ■ k-unetサイトの新情報
(1) 第1回パソコン研修会のご案内
(2) 連載コーナー
~まちだより 8月号(町田香子さん、映像:坂口行雄さん) フランス人の好きな日本の映画監督は? ~新四季雑感 No.25 8月号(樫村慶一さん) 余命は運を天にまかす ~モバイル技術百景 7月31日号(藤岡雅宣さん)
成層圏のHAPSを利用したモバイル通信
■ ╋ ■ ━━━━━━━━
╋ ■ ┛ 長寿の広場から ■ ┛ ━━━━━━━━━ ~米寿を迎えて ~喜寿を迎えて
担当: 本間 強 ☆ 自治会の夏祭り 梅雨明け後の猛暑が続いた7月下旬に自治会主催夏祭りの支援作業の依頼を受けて参加することになりました。
7月26日から8月11日まで、フランスのパリで第33回夏季オリンピック競技大会が開催されました。開会式は今までのようなメインスタジアムではなくパリ市内のセーヌ川沿いのエッフェル塔近辺を中心に行われました。参加選手はセーヌ川を船で行進し、聖火はバルーンに吊るされた聖火台に点火されましたが、奇抜な演出に驚かされました。 マンスリーレター次号は 楳本 龍夫 副代表が担当します。 以 上
同報担当:京極 雅夫
|
k-unet マンスリーレター No.165 2024年7月25日 |
|||||||||
■ 会員の状況 新入会員 :なし (1) 2024年度第2回運営委員会 6月28日(金) 13:30~ リモート 7/1から継続中。半数以上の会員から振込をいただいております。ありがとうございました。
まだ、振込いただけてない会員の方は振込をお忘れなく。
■ 予定
(1) 2024年度第3回運営委員会
8月30日(金) 13:30~ リモート (2) 2024年度の長寿の広場
7月末頃から米寿・喜寿の該当会員へお祝いメールを発送、寄稿をお願い。 ・第2回運営委員会の模様
・哀悼 ~ 小阪雅春さんを偲んで (伊藤英一さん) ・連載コーナー ~ まちだより (町田香子さん) 7月(1) ツナガル・ブックでコミュニケーション! (映像:坂口行雄さん) 7月(2) 模擬患者 第二弾!(写真:過去のコンテスト 応募作品) ~美術散歩 (島崎陽子さん) No.33 7月号 茶の日本への伝来 ~新四季雑感(樫村慶一さん) No.24 7月号 敗戦の日に思う、本当の空襲体験の話し ~新連載 「藤岡雅宣のモバイル技術百景」(藤岡雅宣さん) ・投稿のページ ~パトリツィア・ヤネチコヴァ Patricia Janečková に花束を(伊藤英一さん) ■ お知らせ
2022年4月より、ご葬儀終了後、あるいは年末の年賀欠礼の葉書などの訃報で急がない場合はマンスリーレターにてお知らせしています。年齢は「享年」または「満年齢」の場合もあります。
◆ 訃報
心から御冥福をお祈り申し上げます
以下は、故人のお名前、ご逝去日、年齢、情報提供者です。 k-unet会員:星山文雄 様 2024年(令和6年)7月13日ご逝去(94歳) 「葬儀に関しましては、本人の意思を反映し 7月18日に家族のみにて相済ませましたことをご報告申し上げます 会員の皆さまには 故人が生前に賜りましたご厚誼に深く感謝申し上げます」 ご長男の星山幹雄様、親族一同様よりいただいた情報です。
担当: 近藤 茂雄 ☆ 展示会に行って来ました ☆ 現役時代には、多くの技術者の方々が展示会に足を運ばれていたと思いますが、私も久しぶりに展示会に行ってまいりました。 最近の携帯システムを含む無線通信系の最新動向を確認し、ドローンの免許と機体認証が制度化された現状を把握するためです。
・ワイヤレスジャパン(東京ビッグサイト) 久々に行っての印象としては、時代の流れを感じました。 当時に比べて展示会場はずっと空いており、展示している企業も大きく変わっていました。
東日本大震災に比べて非常に早く携帯電話が復旧していたのは、この技術によるものであることも実感しました。 実際には、写真のような無線機(低軌道衛星用システムと携帯基地局設備)一式を電源車とセットで持ちこめば、すぐにサービスが開始できると言う優れものです。 一方、AIに関しては、ネットワークやエリア設計など様々な分野でAIとの組み合わせが提案され、実際の運用例の展示もされていました。無線技術者の私から見ると、無線技術よりもIT系のソフトウェア技術の割合が増えてきており、最近はIT、通信、無線の各分野の知識を必須とする技術者が求められて行くと実感しました。 ・ジャパンドローン2024(幕張メッセ) エアロセンス(株)の展示 ドローンは、免許や機体ともに国家資格や国家認証ができた関係で、これに関する展示やVTOL(垂直離着陸可能なドローン)、空飛ぶクルマの展示が増えていました。
一方、大阪万博の展示コーナーはとても広いブースでしたが、展示があまり目立たず閑散としていました。その後の報道で、「スカイドライブ」が大阪万博での商用運航を断念したと知り、納得しました。ちなみに、丸紅、スカイドライブ、JAL、ANAの4社のうち、スカイドライブと丸紅は有人飛行は実施せず、デモ飛行に切り替えているようです。
皆様には、既に納入された方もいらっしゃるかと思いますが、今年は、「2年に1回の2年分の会費お支払いのお願い」の年となります。 まだ、これからの方は、会費の納入を御願い出来ますと助かります。 マンスリーレター次号は 本間 強 運営委員が担当します。
以 上
同報担当:京極 雅夫
|
k-unet マンスリーレター No.164 2024年6月25日 |
■ 会員の状況 新入会員 : なし 退会会員 : なし ご逝去会員 :なし 6月25日現在の k-unet 会員数は 374名です。 ■ 活動状況 (1) 2024年度 k-unet年次総会
5月31日(金) 14:00〜15:00に新宿区四谷地域センターで開催され、全ての議案が可決承認され、無事終了しました(6月12日の同報メール「2024年度k-unet年次総会実施報告」をご覧ください)。代表に山本勝美さん、監事に小川 明さんが再任され、副代表として楳本龍夫さんと京極雅夫さんが承認されました。 ■ 予定 (1) 2024年度第2回運営委員会
6月28日(金) 13:30~ (2) k-unet年会費お支払いのお願い 年会費お支払いのお願いメールを7月早々に発出予定 (3) 2024年度の長寿の広場 7月頃から米寿・喜寿の会員へお祝いメッセージをお送りし、寄稿をお願いする。 ■ k-unetサイトの新情報 (1) 会員専用ルーム
~総会の模様 5月31日開催の年次総会の模様、意見交換会の模様、懇親会の模様について掲載中。
(2) 連載コーナー
~ まちだより(町田香子さん)
6月(1) 海外旅行入国トラブルあれこれ(映像:坂口行雄さん)
6月(2) 羽ばたけ、体育会女子たち!(写真:町田香子さん、樫村慶一さん)
担当: 小島 敏郎 ☆ 労働市場でも選ばれる国へ ☆ 労働力不足に対応するため国際的な人材獲得競争が激しくなっているようです。我が国では外国人材受け入れの新制度として、技能実習制度に代わり「育成就労」の新設等を柱とする改正出入国管理法が、6月14日の参議院本会議で成立しました。
2024年度k-unet年次総会は5月31日(金)に開催され、全ての議案が可決承認され、無事終了しました。 マンスリーレター次号は 近藤 茂雄 運営委員が担当します。 以 上
同報担当:京極 雅夫
|
マンスリーレターNo.164へのメッセージ
|
樫村慶一さんからのメッセージ
小島さん 労働市場でえらばれる国へ、いい論調ですね、言うことには、全く賛成ですが、そう なるには、絶対的に超えなければならない壁があると思います。我々歳よりじゃないと 分からない感情かもしれませんが、いわゆる「島国根性」と言うやつです。独立国家で 先進国で島国国家は、日本とイギリスしかありません。外国へ旅するのを、外国旅行と 言わないで、海外旅行と、海の外と言うのは日本独特の言い方です。これは、私が駐在 して、初めてそうかと思いついたことでもあります。大体の国(オーストラリアをのぞ き)は陸続き接触している隣国があります。スペイン語で「リミトロッフェ」と言いま すが、日本で外国を海外と言うのと同じように、陸続き隣国と言う意味です。 樫村慶一 小島委員からの返信 樫村様 マンスリーレターへのコメントありがとうございます。 ご指摘のとおり、島国根性(Insular mentality)的なものを排して、多様性(ダイバーシティ)「ある集団の中に異なる特徴・特性等を有する人が共に存在すること」を確保することが必要です。 小島敏郎
|
k-unet マンスリーレター No.163 2024年5月25日 |
■ 会員の状況 新入会員 : なし 退会会員 : なし ご逝去会員: なし 5月25日現在の k-unet 会員数は 374名です。 ■ 活動状況 (1) 会計監査 2024年5月9日(木) 10:00 ~ 11:30
■ 予定 (1) 2024年度年次総会予定
5月31日(金) 14:00〜 (新宿区四谷地域センター) (2) 2024年度第2回運営委員会 6月28日(金) 13:30~16:30 (3) 2024年度の長寿の広場 7月頃から該当会員への打診、寄稿のお願い。 ■ k-unetサイトの新情報 ・連載コーナー
~ まちだより(町田香子さん) 5月(1) 気配り女子(映像:坂口行雄さん) 5月(2) 図書館は最高!(写真:樫村慶一さん) ~ 美術散歩(32)モネ 連作の情景(島崎陽子さん) ~ 新四季雑感(23)肉、魚とつづけば、野菜の話もしないと・・(樫村慶一さん)
■ お知らせ 2024年度年次総会は、 5月31日(金) 14:00~、四谷地域センターにて開催します。
ホームページに総会ルームをオープンし、議案、資料を掲載しました。必要な情報は、その都度、同報メールやホームページでお知らせしています。 総会の後に意見交換会を開催する予定ですので是非ともご出席をお願いします。 また、その後、場所を変えて、若干の会費にて懇親会を計画しておりますのでお時間の許すようなら懇親会にもご出席ください。< /div>
担当: 京極 雅夫 ☆ Microsoft (Windows)の 用語は 分かりづらい?☆ Windowsを使用し始めたのはフィーバーのWindows95です。その前はMS-DOS。その後は時々OSバージョンアップして、現在は、Windows10(予備PCでWindows11)です。早くも30年弱。 例えば、 Windowsとは?窓?どこにあるのか? Propertyとは?財産?資産?所有権?物固有の性質? Profileとは?横顔?輪郭?人物紹介? Explorerとは?探検家?米国の科学衛星? Files, Archivesとは、 File Managerとは? 当時、和文の説明書やマニュアルは意味が分かりづらかった印象でした。多分、開発者が書いた英語の原文を日本語に自動翻訳で処理していたが、当時は翻訳精度が低く、言語を知る人間チェックが行われていない、あるいはほんの少しだけで、例えばタイトルだけのチェック。英文でもらった方が分かりやすかったでしょう。 また、時々ソフトの名称が変更されるので困る。その説明で分かった例がない。 どんどん技術の革新があって、人工知能AIなど実用化されてきた。十分な理解ができなくとも、新情報に遅れないように頑張らねば。
2024年度年次総会は5月31日(金)14:00から新宿区四谷地域センターにて対面式の開催となります。ご出席の会員は総会ページから出席フォームにて連絡下さい。また、ご欠席の会員は委任状フォームから委任状を5月29日までにご提出下さい。 今年の夏は気温が高くなると予報が出ています。熱中症や紫外線対策を取って、安全に過ごしましょう。 マンスリーレター次号は 小島 敏郎 運営委員が担当します。以 上 同報担当:京極 雅夫
|
マンスリーレター No.163 へのメッセージ
|
岩本喜直さんからのメッセージ マンスリーレターの「今月のコラム」は毎回真っ先に読ませて頂く記事です。それぞれの方が経験されたこと、お考えになっておられること、色々のことを紹介して下さり、感心するとともに、自らの励みにもさせてもらっています。 今月号では京極様がMicrosoftの単語のことをお書きになってくださいました。京極さんでも?という思いもしましたが、自分の無知さ加減に少し安心もしました。Microsoftのみならず、私の場合はPCに係る全てのソフトの単語について、何をどう対応したらいいのか分からずバタバタするのは日常的です。確かに短い単語で意味をそれだけで理解するのは無理な話なんでしょう。孫世代のZ世代、何の苦も無く使いこなしているのには驚きです。直感的に分かっているんでしょうか? 興味深いお話、いつも感謝しています。 岩本喜直
|
今月のお知らせ |
退 会 会 員 : 1名
ご逝去会員 : なし
4月25日現在の k-unet 会員数は374名です。
■ k-unetサイトの新情報
4月(2) 姪っ子は可愛い(写真:樫村慶一、コンテスト応募者)
■ お知らせ
今月のコラム |
担当 : 楳本 龍夫
☆ 心のしくみ 〜 唯識について ☆
昨年4月の マンスリーレターNo.150 では、仏教哲学の空観について述べました。その続きとして、今度は唯識についてすこし勉強してみましたので、その成果をご披露してみようと思います。
唯識は空観と並ぶ大乗仏教の主要思想ですが、空観を基礎として心のしくみを説明しようとする試みであり、その内容は哲学というよりもむしろ心理学に属する話で、その内容はかなり面白いと思います。マンガの機械戦士ガンダムに阿頼耶識 システムなるものが登場するので、よく知っているという方もあるかと思いますので、再び釈迦に説法の話になることを恐れず話を続けます。
空観の紹介では、全ての存在は空、すなわち存在の実体は関係性であると述べましたが、唯識の基本的な考え方は、「色」すなわち物質は、実際には存在しているのではなく、私たちの意識により作り出された現象にすぎないというもので、「唯、意識のみがある」という意味で唯識と呼び、空観哲学を基礎として、これを発展、応用した学説といういうことができると思います。そして、この考え方に基づき、心のしくみを解明することにより、「自分とは何か?」という難問にも答えを与えてくれる哲学思想でもあります。
国宝 無著・世親立像(興福寺蔵) 興福寺ホームページから引用 |
西洋では、19世紀にフロイトによって無意識が発見され、人の心理構造が解明されましたが、それよりもずっと前の4~5世紀に、古代インドで、無意識を含めて心の構造を非常にエレガントな形で解明していたということに驚かされます。
北インド、ガンダーラのアサンガ(無著)、その弟のヴァスバンドゥ(世親)の兄弟僧によって確立され、マイトレーヤ(弥勒*)が創始した大乗仏教の瑜伽行唯識学派によって唱導された心理学説です。玄奘三蔵が天竺に出かけた目的は、実は唯識の教学書を入手するためであったという説もあります。玄奘によって唐に伝わり、わが国には奈良時代に法相宗として唐から伝来し、奈良の興福寺、薬師寺、法隆寺や京都の清水寺などが研究機関ということです。大乗仏教を代表する哲学思想であることから、もちろん天台宗でも研究されていたこともあり、後の鎌倉仏教の各宗派にも大きな影響を与えています。
*インドの僧。釈迦の次に仏陀となる未来仏として信仰される弥勒菩薩とは別の歴史的人物であるという説がある。瑜伽行唯識学派は瞑想(ヨガの実践)により心の本質を追究する実践派である。
唯識の内容を大雑把にみてみましょう。
唯識における心のしくみ (オリジナル制作) |
我々の心は、5つの感覚と意識の6つの顕在意識、2つの無意識の計8つの部品で構成されます。感覚の五識すなわち、眼、耳、鼻、舌、身の各識は、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の感覚器官に直結する感覚で、前五識といいます。そして感覚を統括する第六識の意識で、前五識と意識は顕在意識です。
無意識または潜在意識の二識は末那識、阿頼耶識といい、2つの階層構造で構成されます。第七識の末那識は、自己の存在を保全するための心の働きを司るレイヤで、根底の自我意識や自己保存や自己に執着する心で、煩悩を生成する場所でもあります。意識がない場合でも活動します。末那識は、生まれたときに形成され、歳とともに変化・成長していきます。
第八識の阿頼耶識は、私たちの心理現象の根源であり、自身が行ったすべての行動(業といいます)の結果を未来の行動や心的現象の種子として保存し、前五識、意識、末那識を起動することにより、これらの保存情報に基づいて影響を及ぼし、制御します。無意識領域にあるので、普段意識されることはありません。
末那識、阿頼耶識はサンスクリット語の音写(サンスクリット語の発音に漢字を当て字したもの)で、マナスは「思い量る」と言う意味、アラーヤは「蔵(倉庫)」という意味です。末那識は自分の都合を思い量り、阿頼耶識は過去のすべての行動や未来の行動の種子を記憶として保存する蔵というわけです。因みに、「ヒマラヤ」はヒム・アラーヤで、「雪の蔵」という意味のサンスクリット語だそうです。
なお、阿頼耶識のうち、悟りの境地に達した場合の阿頼耶識を阿摩羅識(仏識)として区別して阿頼耶識の上位レイヤに置き、全体を九識とする天台宗などの流儀もあります。ここで注意すべきは、これら各レイヤのはたらきは実在するものではなく、時系列に沿って生成消滅する現象で、特に阿頼耶識での現象は瞬間的に発生する現象とされているようです。この点で、心が実在するものと考える唯心論とは根本的に異なっています。
以上のことから、唯識において、仏教での修行は、簡単に言ってしまえば、末那識の働きを最小限に抑えるために行うものではないかと理解しました。また、「自分とは何か?」という問いに対する答えは、阿頼耶識に蓄積されている情報、簡単な言葉で言えば、過去に経験し考えたことの集合体が自分であるということになるのではないでしょうか。
最後に、例によって唯識の理論をコンピュータに例えてみましょう。まず、唯識で論じている内容は、物質的存在ではないのでハードウェアではなく、ソフトウェアの機能であることに気づきます。したがって、前五識は入出力装置からの信号を処理する機能です。第六識の意識は信号処理機能から/への信号やデータに基づき処理をする入出力情報処理機能です。第七識の末那識は、一定基準のバイアスに従って情報を取捨選択したり変形するとともに第六識の処理情報が危険情報の場合には身を守るための割込み処理を実行します。一定基準のバイアスにはエゴイズムが含まれます。第八識の阿頼耶識は、データベースおよびDB管理機能とともに、第七識までの全体を制御するOSの役割を果たします。時々刻々入力される意識の処理情報や末那識の処理情報はすべて阿頼耶識のデータベースに格納され、制御に使用されます。
以上のように唯識をコンピュータの機能に例えることができるということは、今後、AIを人工知能から人工意識に進化させていく動きの中で、ひとつの有力なモデルになり得ることを意味し、実際にも唯識モデルを参考にして人工意識開発のアプローチをしようというアイデアも出てきているようです。今後のAI開発の動きを興味をもってみたいと思います。
あとがき |
AIが人工知能から人工意識に進化していくことは、必ずしもいいことばかりではないように思われます。通信内容によって疎通を制御することは私たちの常識からは大いに外れていますが、最近頻発しているスパムメールやフィッシングメールなどの迷惑メールの疎通を自動的に遮断してくれることは有難いことだと思います。AIが人工知能から人工意識に進化すると判定精度が向上することが期待できますが、その反面、検閲に悪用することも可能になり、一定の考え方のメールの疎通を自動的かつ意識的に遮断することも可能となり、言論弾圧が容易になると思われます。現に、一部の外資系のIT事業者では既に単語ベースの検閲を行っていて、映像配信の停止やメールの受付を拒否するケースもみられるほか、k-unetから会員の皆さんへのメールの疎通に支障が出ることも起き始めています。当面は運用によってカバーしますが、場合によっては会員の皆さんにご協力をお願いすることもあると思います。その折には、よろしくお願いします。
マンスリーレター次号は 京極 雅夫 副代表が担当します。
石垣英明さんからのメッセージ
石垣英明 楳本龍夫副代表からの返信 石垣様、 楳本龍夫
|
今月のお知らせ |
退 会 会 員 : 0名
ご逝去会員 : 0名
3月25日現在の k-unet 会員数は375名です。
なし
■ 予定
(2) 2024年度年次総会 5月下旬
■ k-unetサイトの新情報
ルイ15世とデュ・バリー夫人とマリー・アントワネット
・新四季雑感 (22)(樫村慶一さん)
サケの握りがたべられるようになった理由とは・・・
・2023年度第4回PC研修会の模様
■ 2023年度第2回デジカメ撮影講習会は中止となります。
今月のコラム |
担当 : 石垣 英明
☆ 阿弥陀如来に助けられた話 ☆
私の命に係わる出来事が2月10日から2月19日にかけて起きました。一連の行動をふり返ります。
2月10日 午前中は「第27回シニアコーラスTokyoフェスティバル」に出演、場所は新宿初台のオペラハウスコンサートホールでした。
36団体が出場しました。中仏通信同窓会関東支部混声合唱団「衆会」は 4番目に出場しました。曲は「小さな灯」と「みほとけのお姿」の 2曲の 7分間の発表でした。
オペラハウスコンサートホールでの発表は我が人生のよき思い出となりました。
昼食をとりながら反省会して、来年も出演することになりました。
午後5時頃まで「シニアコーラス」のフェスティバルに参加しました。 そのあと新宿南口高島屋紀伊国屋サザンホールに出向き、劇団民芸の「やさしい猫」を観劇しました。
タイトルのやさしい猫とはどういう意味ですか?
タイトルのやさしい猫は、スリランカ出身のクマさん(クマラさん)が話してくれる民話のタイトルです。 それは、親ネズミを猫に食べられてしまった子ネズミたちが、猫に泣いて訴えると、猫が後悔して自分の子どもたちと一緒に、子ネズミたちを育ててくれるというお話 です。
中島京子原作「やさしい猫」の内容は?
シングルマザーで保育士のミユキは、スリランカ人のクマラと運命的な再会を果たしました。 2人は次第に惹かれ合い、ミユキの娘・マヤを交えた3人は家族のように一緒に暮らし始めました。しかし在留資格がなくなり、日本に留まるため婚姻届を提出する手続きを取ろうとしたところ警官に捕まりました。クマラはオーバーステイを理由に強制送還を命じられました。しかし在留期間をすぎているということで、強制的に入管所に収容されてしまいました。しかし最後には裁判でスリランカ人クマラさんの退去命令が取り消されました。当たり前の幸せが突然奪われたのは彼がスリランカ出身の外国人だったからなのか。日本の入管法の改正をもとめる演劇でもありました。
劇団民芸の公演は9時に終わり、おなかがすいていたのでカレーショップで食事しました。
市原市八幡のアパートに戻った直後から体調がおもわしくなくなり、千葉の労災病院で車の窓ごしにコロナウィルスのチェックを受け、感染していないと診断されました。その後はしばらくはいつものように生活を続けました。
しかし、2月19日夜、意識不明で倒れて、救急車で千葉労災病院に運ばれまたようです。一度死にかけた自分が、気が付いたら千葉労災病院のベッドでよこたわっていました。
お釈迦様のいわれる因果関係から考えるに、体調がよくないときは無理をせず、特に高齢者の場合には、体調の変化に気づいたら、早めに無理をしない生活に切り替えることが大事であると、深く反省した次第です。
その後、千葉労災病院を退院し、静養のため近くの老人ホームに引っ越して今日を迎えています。
ただ、しばらくは無理がききそうになく、このマンスリーレターを最後に運営委員を辞したいと思います。会員の皆様のこれまでのご協力、ありがとうございました。
運営委員を3月31日で退任させていただきます。
あとがき |
人間は「生老病死」で必ず死ぬものであるとわかっていても2月19日に一度死にかけて助けられたことに感謝いたします。意識を失いどの様に自分が助けられたのか、全く思い出せません。三途の河をうろうろしていたのでしょうか。
大谷選手の日本人女性との結婚のおめでたい話の一方、1月1日に起きた能登半島地震で未だに断水で困っている住民が約一万人いること、イスラエルによるパレスチナ ガザの無差別攻撃で多数の子供が殺害されていること、そしてロシアの理不尽なウクライナ侵攻と移り変わり変化し続けるこの世にたいして、仏教を拠り所として、南無阿弥陀におすがりするしかないのではないかと思っております。命尽きるまで、無理をせず南無阿弥陀仏を唱えて生きてまいります。
マンスリーレター次号は 楳本 龍夫 副代表が担当します。
以 上
井草勝利さんからのメッセージ 井草です、私はJRからKDDに転職して12年大勢の皆さんに親切にご指導をしていただき感謝しています。 井草勝利
樫村慶一さんからのメッセージ 石垣さん、それは大変でしたね。千葉労災病院なんて、なんて懐かしい名前でしょう。現役のころは、毎日千葉駅から労災病院行きバスで通ったんです。 私も一昨年春、一過性脳出血ってので、左半身が聞かなくなり救急車を呼ぼうにも、声が出ません。 樫村慶一
肥田 俊さんからのメッセージ 石垣様へ 肥田 俊
小室圭五さんからのメッセージ 石垣さん 小室圭五
|
今月のお知らせ |
退 会 会 員 : 0名
ご逝去会員 : 0名
2月25日現在の k-unet 会員数は374名です。
2月16日(金)13:00~15:00
2月16日(金)15:00~17:00
■ 予定
4月19日(金)
■ k-unetサイトの新情報
2月(1) 追悼 八代亜紀さん(映像:坂口行雄さん)
2月(2) 日吉台地下壕見学ツアーに参加して(写真:樫村慶一さん)
今月のコラム |
担当 : 本間 強
☆ 能登半島大地震で思い出したこと ☆
1月1日16時過ぎに能登半島で大地震が発生し多大な被害が発生しました。被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。いまだに復旧の目途が立たない地域がありますが早期に復旧することを願っています。
この大地震発生で思い出したことがあります。それは29年前の1995年1月17日早朝に発生した阪神・淡路大震災のことです。郵政省からの要請に基づきKDDもこの大地震への支援活動を実施することになり、被害に遭われた皆様にインマルサット衛星経由の無料電話サービスを提供することになりました。
当時私は子会社のKTIで船舶向けインマルサット小型地球局の無線局免許申請関係の仕事をしていました。想像もしていなかったのですが地震発生から数日後にインマルサット小型地球局による被災者への無料電話サービスの支援要員として神戸市に出張を命ぜられました。支援活動の統括部門から頂いた集合先のKDD神戸支店ビルへの経路資料を頼りに神戸市を目指して出発しました。地震発生から間もないため新幹線で直接神戸市に行くことができずとりあえず大阪まで行き一泊し、翌日JR福知山線で兵庫県三田市に向かいました。そこから六甲山脈の地下を貫通する鉄道線路で新神戸駅に到着してバスで神戸市内に入り、集合先のKDD神戸支店ビルに辿りつきました。途中で倒れた建物とか焼け焦げた建物等があちこちに散在している状況を目の当たりにし地震の怖さを実感いたしました。
翌日から被災者の方々が宿泊している避難所(学校の体育館)に車でインマルサット通信端末を運び無料電話サービスを提供して大変感謝されました。避難所の状況はテレビで見た能登半島の避難所ほどは過酷な状況ではありませんでしたが、本当に大変な環境であると感じました。夕方になりKDD神戸ビルに戻り実施状況報告と明日の予定を確認して1日が終了です。食事は3食とも支給された弁当で済ませました。KDD神戸ビルは宿泊施設ではないので当然ながらお風呂もなく仲間と雑談したのちに事務所の空き室に設けられた仮設の寝室に雑魚寝でした。このような状況で1週間ほど支援活動に従事して交代要員に引継ぎしましたが、微力ながら被災者の方々への支援ができたことは貴重な体験でした。自宅に戻ってから「いの一番」にお風呂に浸かり1週間余りの垢を洗い落としホッといたしましたが、お風呂に浸かることができる幸せを実感した次第です。
KDDは2000年に第二電電及び日本移動通信と合併してKDDIになり国内通信サービスも提供する会社になりました。阪神・淡路大震災以降も日本各地で大地震、大津波、大型台風などの自然災害が発生しましたが、非常事態発生時にはサービスの復旧に多大な支援をされていることと思います。
あとがき |
「天災は忘れたころにやってくる」という警句のとおり日本に住んでいる限りは地震、台風、大津波などの自然災害の被害を避けることはできません。どこで非常事態が発生するのか予測がつきませんので、日ごろから避難経路や避難場所の確認及び非常食や飲み物等の確保などを心がけて頂きたいと思います。。
マンスリーレター次号は 石垣 英明 運営委員が担当します。以 上
川角靖彦さんからのメッセージ 本間さん:私も神戸淡路震災の時KTIにいました。インマルサット端末を総務省の許可を得て国内用に使用出来るようにしたことを覚えています。ご苦労様でした。 川角拝 |
今月のお知らせ |
退 会 会 員 : 0名
ご逝去会員 : 0名
1月25日現在の k-unet 会員数は374名です。
2024年1月にホームページにて結果発表
コンテスト入賞作品(49作品)の展示
入賞者の一言もお願いし、順次掲載していきいます。
■ 予定
2024年2月16日(金)13:00~
(2) 2023年度第4回パソコン研修会(新宿区四谷地域センター)
2024年2月16日(金)15:00~
■ k-unetサイトの新情報
1月(1) ドネイション成就!
1月(2)初夢に想うこと
今月のコラム |
担当: 近藤 茂雄
☆ ゴルフ環境の進化について ☆
ゴルフをされている会員の方も、また、昔はよくやっていたという会員の方も多いかと思います。実は、私も茨城衛星通信所時代からゴルフを始めさせていただき、気が付いたら45年もゴルフをやっていることになっています。まさに下手の横好きとなっています。 ゴルフは、クラブの進化もどんどん進んでおり、スイートスポットも広く、真ん中に当たらなくてもちゃんと飛んでくれたり、結構楽になってきていますので、私もできる限り簡単な道具を使ってゴルフをしています。 今回は、最近増えだしたスイング分析ツールについて少し記載してみたいと思います。
最近は、ゴルフのスイング分析ツールも手ごろな価格で購入できるようになったので、早速購入して使ってみました。 実は、この分析ツールを使ったことで、自分の実力がないことが明確に数値で出され、ちょっと落ち込む結果になってしまいましたが、さすがに数値は嘘をつかない!でした。
具体的にこの分析ツールは、ボールの推定飛距離の他、クラブのヘッドスピード、ボールのスピード、ボールのバックスピンの量、サイドのスピン量、ボールの打ち出し角度、クラブの方向(ボールに当たったクラブの向き)、アタックアングル(ボールに当たるクラブ入社角度)、クラブパス(ボールに当たった角度)といろいろなスイングを分析してくれます。スマホに出てくる画像を添付しますので、参考にしてください。」
確かに数値で教えてくれると非常に分かりやすいです。
アイアンでは、アタックアングル(ボールに当たるクラブの入射角)はマイナスになりますが、プラスです(ダフリ気味!?)。 また、クラブに当たったボールの角度も一定でないと距離が安定しませんが、確かに実力通りのバラバラ。さらに、クラブの真ん中に当たってボールを飛ばすのですが、これをスマッシュファクターと言いますが、真ん中に当たっていないと飛距離がバラバラになります。
こちらも、真ん中がほぼ少ない!と言う結果が分かりました。(この装置無くても、分かっていたことですが・・・)
結論として、全くダメダメであることを証明していただきました。1メートル以上の棒の先のクラブの真ん中にスイング起動を正しく、クラブの入射角とボールとの接触方向を瞬時に合わせることは「そもそも不可能!」という回答が自分の導き出した回答となりました。そういう意味で、プロゴルファーの凄さも分かってきました。
とりあえず、測定機の進化もすごいですが、ここまで見える化されてしまうと遊びのゴルフは、しょせん遊びでしかなく、あきらめの境地になりました。
そんなこんなで、開き直りまして、ゴルフはみんなと楽しく回り、遊びの運任せのゴルフを楽しんで行こう!と言う結論になりました今回は、ゴルフの分析装置についてのレビューをしてみました。 ご参考になれば・・・
あとがき |
PCアートコンテストもたくさんの応募の中から、コンテストの投票結果の集計が終わり、大賞、各部門賞、審査賞が決まりました。お蔭様で好評な応募もいただき無事終了いたしました。 会員の皆様のご協力、応募に再度感謝させて頂きます。 是非、コンテストの結果もご覧いただければと思います。
今年は、新年早々から能登地震、航空機事故、芸能人のご逝去と暗いニュースもありますが、33年11か月ぶりの株価最高値更新と言った明るい話題もありますので、良い年になればと考えております。
以 上
樫村慶一さんからのメッセージ いやー ゴルフの分析マシンなんて、すごいものができたんですね。でも、そんなものがあったって、うまくならないんでしょ。 樫村慶一 近藤茂雄運営委員からの返信 樫村様、メッセージありがとうございます。 近藤茂雄 |